【台中生活】Taichung Life

台湾の台中での日常生活のあれこれを書いてます。

全裸でぎっくり腰になった話…

題名見てスケベな想像をしたあなた、ちょっと心が汚れてますね~

 

という訳で健全なぎっくり腰の話(なんだそれ)なんですが皆さんは経験ありますか?私は初めての経験だったので、腰をやってしまうと人間ここまで動けないのかという驚きとあまりの痛みに悶絶でしたわ。

 

ぎっくり腰をやってしまった状況は息子をお風呂に入れている時。台湾で借りている部屋は浴室が二つあるのですが(背中合わせに)浴槽が無いシャワーのみという日本人には辛い仕様なんですよね。

なので息子をお風呂に入れるのも一苦労なんですわ。今は大き目の洗面器みたいなのに息子を入れてお風呂替わりにしてますけど湯船が恋しい毎日です。

最近息子はハイハイが出来るようになった事もあり動き回るのが大好きで、ちょっと目を話すと逃走したがるんですね。そんな息子がこの日も洗面器から這い出してそれを追いかけて、ひょいっと持ち上げたら…

何ていうんですかね、足がつる直前のヤバいみたいな感覚が腰にすぐに込み上げて来て今放さなきゃえらい事になると瞬時にわかったのですが、息子を手放すわけにはいかないしどうしましょってなって…

浴室の小さい椅子に腰を掛けたけど時すでに遅し…

 

 

ぴきぴきって感じがして

 

 

「あ~ヤバいヤバい」って叫びながら動けなくなり嫁に助けを求める私。

咄嗟に出た声が「あいや~」じゃなかったからまだ心は日本人なのかな。

まあどうでもいいか。

 

その後、驚いた嫁がやって来たけど悶絶する私を見て爆笑してるし。

これはリアルガチだよ。

マジで笑いごとじゃないからと謎の怒りが込み上げて来たけど、先ずは息子を救出してもらう。1人で起き上がろうとしたけど、マジで動けないので全裸で嫁待ち…

びちょびちょの裸体で座ってる時はシュール過ぎて泣きそうになった。

 

何とか嫁の肩を借りてベッドまで行って体を拭いてもらい下着を履こうとしたら体が曲げられなくて下着が履けないんですけど。もやは息子と同レベルのお荷物ですね…

パンツ履かせて貰って何とか寝転び痛くない姿勢を探りつつ、会社に腰をやってしまったと報告。中国語では「閃到腰」という言い方が一般的らしいという事がわかったけどもう使いたくない言葉だな。

 

翌日目が覚めると、そこまで重症ではなかったのか、1人で起き上がるのはキツイけどなんとか歩ける程度には回復していた。まあ大事を取って病院に向かう事に。

 

病院に着いて腰の状況を説明すると、腰とは全然関係ないが「日本からのワクチン届いたよ、ありがとう」と受付の女性に言われてビックリ!更に感謝の気持ちとして割引もしてくれるとの事だけど、受付嬢はドクターに確認してないし自分で割引分を払ってくれるんじゃないのと思うと特に何もしていない自分は申し訳なくもありとても感慨深かった。今後困っている台湾の方がいたら自分は率先して助けるのが自分の勤めかなとも感じた。こういった正の連鎖って良いよね。

その後、診察時もお医者さんから「ワクチンありがとう」と言われてそんなに感謝されているのかと感じた。きっと読者の方もこんなに感謝されているのは知らないだろうから共有しておこうかな。

 

まあ腰はとんでも無い事になったけど、この件があったから台湾人の人情味のある部分に触れる事が出来たのかと思うとちょっと腰も軽くなったかな。

皆さんも腰はお大事に~

 

台湾でもコロナが拡大、対策や現状について

台湾でもコロナの感染が拡大が始まってしまった。台湾国内での感染者は5/15には181人、5/16には206人と1年以上キープしてきた防疫も虚しくにあっという間に拡散している状況です。

 

ただ台湾に住んでいる私からするとコロナへの対策は日本と比べてとても素早いと感じる。感染拡大が確認された15日には各県で娯楽産業である8産業の休業を発表し、映画館やカラオケ、日本で言うキャバクラやパチンコなどの風営法に関わる業界はことごとく臨時休業となった。学校なども休校やオンラインでの対策が始まっています。

今回はそんな台湾のコロナ対策に関して話していきます。

 

実名制(實聯制)

中国語では實名制から實聯制と変更された名称ですが、基本的には実名制という意味です。建物に入る際にはスマホでIQコードによる登録、又は自筆でサインと電話番号の記入が求められます。

マクドナルドなどのファーストフードからデパートに至るまでほとんどのお店で実施しているという徹底ぶりで、感染が確定した後はその感染者がどこに行ったのかがわかるようにの取り組みですね。

ちなみにレストランなどは店内での飲食を禁止とするお店が多く、テイクアウト中心での営業となっています。

台湾は元々デリバリーやテイクアウトの文化が強いので影響の無いお店も多いですが、テイクアウトを行っていない高級店などは厳しい状況となる事が考えられます。

 

罰金制度

マスク未着用

三級警戒の台北、新北地域では外出時マスク着用義務があり、従わないと3000~15000元(約12000~6万円)の罰金が課せられるとの事で実質100%の方がマスクを着用している状況です。

コロナ拡大前からマスク着用は徹底されているので、特に違和感は無いですが、マスクが無いとどこにも行けないのは日本と同じでしょう。

マスクは国内産でほぼ供給は足りており、50枚で100~200元(400~800円)程度で手に入ります。

 

臨時営業をしない店舗

8企業や感染が確認された学校などには営業停止命令が下されるが、従わない場合には6~30萬元(約24万~120万円)の罰金が課せられます。

休業しているお店に対して、国からの補助などはあるかはまだ不明だが、とりあえずやってから問題があれば対応するという台湾らしいやり方だと感じますね。

 

室内5人以上、室外10人以上での会合、会食の禁止

同居の家族を除き、このような対応がなされています

結婚式などは延期となり、塾などでも休校やオンラインの対策を取る所が多いと考えられます。ある芸能人はコロナのせいで既に3回も結婚式延期したとか。

これも従わない場合には6~30萬元(約24万~120万円)の罰金が課せられます。

 

虚偽の情報を広めた場合

コロナウイルスに関してのデマや噂を故意に広めた場合は3年以下の懲役、300萬元(約1200万円)以下の罰金。

 

コロナ対策の防疫品の価格を吊り上げた場合

マスク、アルコール、体温計等のコロナ対策に必要な物を故意に買い占め、価格を吊り上げた場合には5年以下の懲役、500萬元(約2000万円)以下の罰金。

 

感染者、感染の疑いがある者が保健所の指示に従わない場合

隔離中に病室を離れる等の行為をした場合は20~200萬元(約80~800万円)の罰金。

 

罰金制度はどうなのか?

個人的には罰金の効力は高く必要であると感じます。台湾は以前SARSが流行した際に深刻な影響があった為、コロナに対してもかなり敏感な方が多いのですが、民度で解決出来る問題では無いですからね。

経済的に厳しい人が、日本のように罰金の無いお願い形式で対策を守るかと言われたら守らない方が多いのは目に見えているし、転売なども加速するでしょうからね。

考え方の違いでwithコロナという考えの人もいるでしょうから、国としての方針をはっきりさせるのにはわかりやすいですね。台湾は断固0コロナですね。

そういった意味では台湾政府の対応は素早くて一貫していると感じますね。

 

生活の変化と今後

私が住んでいる地域は台中という台湾中部で感染者1人とまだ多くは無い地域ですが、8産業の休業が始まり、夜市も閉鎖されている状況です。外出制限などは無いが、出来る限り外出を避けているのが目に見えてわかる状況ですね。

個人的には台中でも拡大が広がると想像しており、今後は不安しかないのですが…

 

又、週末にスーパーに買い出しにだけは行った時には、車の数は平日よりも少なく、街にも人影はまばらでした。スーパーでは買いだめ傾向はあるものの、そこまで物資の不足というような深刻な事は無くパニック状態にはなっていなかったですね。

※地域差があるので、場所によっては棚がすっからかんの所もあるとの事です。

 

今後台湾でコロナが収束するのか、拡大していくのかは正直わからないですが、ここまで広がるとある程度は他の地域にも広がり、拡大していくと思います。

対策が早い台湾なので今週の動向次第ではロックダウンなどもあり得るかと思っています。

ワクチンに関しては自費での接種は出来ますが、英国のアストロゼネカのワクチンは評判がいまいちとの事で、台湾国産のワクチンを7月までに作製するという案が進められています。

 

台湾は安全だと思っていましたが、突然やってきた当たり前が当たり前で無くなる日。

仕方が無い事なので今自分が出来る事をやって、下を向かずに頑張ります!

日本の皆様も健康第一でお過ごしください。

 

 

 

 

 

台中新夜市【總站夜市】に行ってみた!

台湾の魅力の一つに夜市(ナイトマーケット)が挙げられますが、最近台中に新たにオープンした夜市『總站夜市』のオープン初日に行って来た時の事を書いて行きます。

※ブログ更新が遅いので1カ月以上前になります。

 

この夜市はいわくつきというか実際は数カ月前にオープンしたのですが、夜市の営業許可が下りていないのに勝手に営業開始していて、3日後に営業停止となった夜市なんですよね。とりあえずやっちゃえ的な台湾人らしい感じではありますが…

勝手に営業した際には屋台の数も多く電力消費も激しかったようで、この地域が停電となってしまったのですが、発電機を個人で持って来て営業するというようなカオス状態となっていたそうです。台湾人の商売魂は凄まじい。

よく日本人は職人で台湾人は商人と言われますが、何となくわかる気がします。

日本人は良い物を作れば売れると考えますが、台湾人は売るタイミングや売れる物を嗅ぎ分ける能力が高い気がします。

話を戻してこの夜市ですが、MRTが開通した事も幸いしてか、ようやく数カ月かかって許可申請が通り営業が再開されました。

正直この夜市の周りはコストコ以外は何にも無い地域なのですが、今後発展していく地域ですね。日本ではデパートは減少傾向ですが、台中駅付近ではららぽーとの建設が進んでいますし、この夜市の付近でも台中ドームや2件のショッピングモールが建設予定と台湾ではまだまだデパートやショッピングモールの需要は高い状況です。なのでこの付近も数年後には高級マンションが立ち並んでいることでしょう。

 

ちなみに交通手段は台中ではめずらしくMRTに乗って行けるので観光客にもおススメの夜市ですね。降車駅は舊站という駅で、駅を出たらすぐです!

 

 

 前置きはこれくらいにして、夜市に行ってみましょう!

 

この日は再オープンしてまだ数日で、絶対混む事確定している事から18時前に到着。

空は結構明るいので夜市っぽくないですがまあ仕方ない。

 

敷地面積は1800坪で約300の屋台が集結しているとの事で割と大きい夜市ですね。

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台湾人が大好きな芋頭(タロイモ)のお菓子ですね。タロイモ愛が半端ないので、タロイモミルクやタロイモケーキなど日本人からするとちょっとそれはっていうような物が結構あります。若干癖があるので好き嫌いは分かれる食べ物かな。

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東山鴨頭(鴨の頭)ですね。頭以外にも色々な部位が売っています。舌とか内臓などなど。めっちゃ茶色いですがそこまでしょっぱくはないのでお酒のつまみとかには合いそう。

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油飯(台湾風おこわ)ですね。紫米を使っているのは割と珍しいですね。美味しそうなので1パックテイクアウトで買って行きます。

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 鹽水雞ですね。塩茹でした鳥を冷水でしめたもので、揚げ物が多い屋台の中で割とさっぱり食べれる一品。

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注文すると食べやすく切ってくれますね。

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嫁が好きなやつ、イカのつみれを焼いたやつですね。台湾のつみれ系の食べ物は食感がプリっと、ぎっちりしている感じで、ふわふわ好きな日本人とはちょっと違うんですね。

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飲茶も売ってますね。カラフルですな~

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韓国B級グルメ屋台も結構あります。チーズドッグみたいなの。

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糖葫蘆と言うイチゴやプチトマトに砂糖を塗したお菓子ですね。ちなみにイチゴ買っても一番下がプチトマトな事が多いのでトマト嫌いの方は注意です。

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一発狙い系ですね。看板を見ただけでちょっと無理です…

コオロギ揚げちゃってます。観光地なら面白がって買う人もいそうですが、地元民が多い夜市ではどうなのでしょうか…

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中々のインパクト!虫は苦手なので写真撮る手もブレちゃいます。

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みんな大好きなコーンです!って普通ですねwww

でも左側のカラフルなコーンは日本には無いタイプで食感が何というかねっとりしているタイプなので注意。

ちなみに台湾の焼きトウモロコシの屋台はほぼ柔らかいコーンを使ってます。

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鶏の手の骨を取ったタイプですね。他にも色々売ってますがよくわからん。
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麻辣臭豆腐や鴨血等のお店。台湾らしさが溢れますね。臭いは結構強めですよ!

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イカツイ服着た方がナマズ?の頭を煮ております。これはハードル高いですな。

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人が増えて来たので、席のあるお店に入ってテイクアウトした物を食べるのが自分流。夜市は基本的に持ち込みokなので、こういったお店で注文しつつ、買った物を座って食べるのがおすすめです。

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焼きカキを注文。空の下で食べると何でも美味しく感じますね😋

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焼き魚は意外と台湾では少ないので注文~

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お腹も満たされたので、食べ物以外の屋台を見て行きましょう。

こういったのどかな雰囲気が良いですね。子供がパチンコみたいなゲームに熱中してますね。

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新しく購入したのか綺麗ですね。他の夜市のは使い古されてだいたいボロボロ。

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若い子も麻雀牌をめくるビンゴみたいなので盛り上がってますね~

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これはちょっと面白そう、ボールを同じ所に入れないように繋げていくやつですね~

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 タイムスリップしたような感覚を味わえる。

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 リアル青空麻雀w 雨降ったらヤバそう。

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台中の遊園地。お金払えば乗り放題(降りるまで)というのも台湾らしいゆるさ

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こんなデカいの持って帰れませんから~

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ゴミ箱はセンス良いですね!

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ぶらぶらしてたら暗くなって来て、人も凄い事に。

狭い通路をすれ違うのも大変な感じになって来たのでここら辺でお開きとします。

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灯りが付くといい感じですな~

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というわけで今回はここまで!

それではまた。

台中ぶらぶら夜散歩。写真を見ながら台湾について簡単に語っていこうかな。

最近の日課として、夕飯後に抱っこ紐で息子を抱えて1時間程度お散歩してます。理由としては息子とのスキンシップ&太り気味&子育て疲れしてる嫁に自由時間をという事なんですが、普段通っている道も歩いてみると違った景色が見えてくるんですよね。

そんなわけで台中の街並みの写真を見ながら現状の台湾を語って行こうかな

 

それではお散歩スタート!

 

散歩していた時は20時位でしたが、台湾では昼間が熱いので夜に運動する人が多いんですね。台湾のスポーツで人気があるのはバスケ、バトミントン、野球ですかね。なので夜になると無料のコートで若者達が青春してます。いいな~

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ちょっと歩いて文心公園という大き目な公園へ。台中市内にあるのですが、野外ライブ会場などもあり、一周15分位の結構大きな公園なのでお気に入りの散歩コースなんです。ジョギングや犬の散歩してる人が沢山いますね。

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公園を歩いて行くと50人程のおば様の集団を発見。別にUFOとか呼んでるわけじゃないですよ。

台湾ではよく見る野外エアロビクスなんですね。

ポップな音楽ガンガンにかけて『ヘイ!』とか叫んでる勢いに写真を撮る手がブレるw

日本人との国民性の違いがわかりますね、自分が楽しい事が大事という台湾人の素敵な生き方です。お世辞にも上手では無いですけどそれでもいいんです!

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お子様に人気なのはローラーブレード。お母さんはエアロビで、子供はお父さんと一緒にローラーブレードといった感じなんでしょうかね。

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公園を出ると大通りにはマンションが立ち並び、最近開通したMRT(モノレールみたいなの)が見えますね。

台湾に来たばかりの頃はこんな感じのちょっとリッチな感じのマンションに住んでた事もあります。サウナ、大浴場、ジム、パーティールーム、カラオケルームなどの設備も完備していて当時はワンルームで16000元(約6万円)、少し広めの部屋だと23000元(約9万円)位の値段でしたので日本と比べると安いかな。普通のマンションだとこれの半額程度の値段になりますね。

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雰囲気の良いスタバを通り過ぎて進んできます。中国語では星巴克(シンバーカ)と言いますね。

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台湾企業では圧倒的第一位の爭鮮という回転寿司がありました。スシローやくら寿司の方が混んではいますが、ここも台湾人には根強い人気ですね。でも魚の種類は少なく、マグロとサーモンくらいしか無いので日本からしたら微妙かも。変わり種が結構あるのである意味面白いお店です。

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ようやくオープンしたのMRTの駅ですね。綺麗ですけど台中はまだバイクや車で移動という人がほとんど。台中市はMRTの線をさらに増やすようですが、10数年後になりそうなので、それまでは交通手段はそこまで変わらなそうですね。

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台湾人も大好きなマクドナルド。中国語では麥當勞(マイダンラオ)ですね。看板の下に書いてあるドライブスルーは得來速とセンスの良い当て字ですよね!

ちなみに台湾のファストフード界ではマックは圧倒的な王者ですね。どこのマックもそれなりに混んでて、クーポンなどが配布されると並んでいる事もありますからね。

又、こういったジャンクフードは中国語では拉圾食品(ゴミ食品)と揶揄されるのですが、台湾の夜市の食品よりは安全なのかなと思ってしまう自分もいます。

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新メニューの黒いバーガーは結構美味しそうですね。

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台中の街並み。建物と建物の距離に注目してほしいですね。ほとんどくっついてますから。

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小道に入って市場の前を通りますがほとんどのお店は閉店してますね。台湾での市場は朝から夕方までの営業時間がほとんどで、夕方から開かれる市場は黃昏市場と言われます。大き目な市場だと、夜にはこういった屋台が立ち並び小さな夜市のような雰囲気になる所もありますね。

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個人的台湾7不思議の一つのフルーツ屋さんは何故か24時間が多いというやつです。

以前不思議に思って台湾の友人に『実はフルーツ屋はヤバいものとか売ってるの?』と聞いた事がありますが、それは無いそうです。

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歩いて行くと大きなタンクが。

台中は今深刻な水不足で地域によっては週に2日断水なのですが、これは水が無くなった時はここから持ってけという臨時で設置されたタンクです。

うちは今の所アパートの設置してあるタンクのおかげで水は止まらないで使えてます。

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夜でも25℃近くあり、子供も抱いているので汗をかいてしまったのでちょっと涼みに全家(ファミリーマート)へ。

東方美人茶味のソフトクリームを発見してしまい。消費したカロリーを補充する事が決定。

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デカいなと思いながらペロッと食べてしまいました。

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こんな感じで本日のお散歩は終了でした~

 

台中は深刻な水不足で週に2日の断水が開始!

生活の中で当たり前に使う水ですが、台湾では昨年はほとんどの台風が台湾を逸れたという幸運が逆に降水量を減らした事と50年に一度レベルの降水量の少なさで深刻な水不足に陥っています…

 

私が住んでいるのは台湾中部の台中という都市なのですが、この地域は年間を通して雨が多く無く、過ごしやすい土地なので貯水状況は結構ヤバい状況です。

 

対して北部は雨が多く、千と千尋のモデルとの噂で有名になった九份(キュウフン)辺りは一年で70%近くが雨という地域なので、まあまだ大丈夫かなといった感じです。

 

そんな中部のダムは既に貯水量が20%を切って、台中では断水計画が発動される事に。

内容としては週に2日の断水で私の住んでいる地域は火&水曜日が断水になっています。今日も断水中なんですけどね。

じゃあトイレ、お風呂、洗濯はどうするの?って思うかもしれませんが、台湾はマンションやビルには基本的に貯水タンクが設置してあるので意外と問題無く過ごせていますし、最悪の状況を考えてほとんどの建物はトイレにプラスチックのごみ箱等を設置して水を貯めているといった対策をしています。

ただ、同じように使っていてはすぐなくなってしまうので、火水曜日は洗濯禁止やウォーターサーバーなどが使用停止になっていたりと独自のルールが適用されてますね。

ただ貯水タンク容量が小さい建物では水曜日に水が無ったとの声もあり、会社の同僚も水曜日はシャワーが出なかったと言ってましたので、まあ自分は運が良い方かもしれないですね。

 

こんな状況でも台湾人の商売根性はたくましく、台中から断水の無い地域の夜市へ行ってシャワー浴びて帰って来ようといったツアーも開催されたりとまあ台湾らしい。

 

今後に関しては状況が改善しなければ、断水も週に3日となるようで、そうなるとさすがにうちも週に1日は水が出ないというふうになりそうです。

台中は既に30度近い気温なので、シャワーなしは勘弁して欲しいな~

国際結婚の報告をしてケツに出来物できた話。

今月で国際結婚3年目を迎えるので、今回は国際結婚を家族に伝えた時の事を書いていきます。

今では国際結婚というのもそこまで驚くものではなってきましたが、私の親世代などでは反応は様々ですからね。国籍が違うという理由だけで絶対に認めないという親もいますし、まあ難しい問題ですよね。

 

 

私の家族は母親と兄の二人なので、まずは母親に結婚を考えている事を話したのですが、最悪の反応…

伝統的な考えを持つ母はアジアでは日本が一番といった考え方が強く、日本以外の国はどこかしらで見下したような発言をする事が多々あります。多分本人は気づいてないですが、会話の中で私がそう感じているので。

そんな母親は台湾に友人がいる事もあり、ビザ無しでロングステイした経験も豊富で通算では1年以上は台湾に滞在している人なんです。

ですので台湾についてはそれなりに理解しているので、伝える前はそこまで反対されると思ってはいなかったのですが、結果はほぼ100%の大反対。

理由を簡単に書くと「彼女は日本のビザが欲しいだけ」「財産目当てだ」「言葉もそんなに通じないのに相手の何がわかるの?」「価値観や文化が違い過ぎるから無理だ」などなど止まりません。

まあ親からしたら私は一生子供なわけで、心配する気持ちもわかるのですが、こちらもそんな簡単に決めた訳では無いので口論となり険悪な雰囲気に。

母親に話してもどうにもならないと思ったので兄と兄嫁の協力を得る作戦へと変更。兄に話すと「お前が良いならいいんじゃない」といった軽い感じの反応で応援してくれる事に。

 

そして話していく中で兄嫁の助言もあり、日本の実家へ嫁を連れて行く事に。母親は日本人らしく表面上は歓迎的な態度でしたが、実際の気持ちはそうではなかったでしょうけどね。

コミュニケーションは母親と嫁は英語で、私と嫁は中国語で、私と母は日本語でという感じでこれもまた少し面倒でしたが、言語が違うので聞かれたくない事も話せるというのが強みでもありますね。

3日程一緒に過ごし、一緒に出掛けたり緊張した食事会をするうちに母親の熱も冷めたというか諦めたのか「もう好きにすれば」となって一応了承を得られる事に。

 

ひと段落したした所で旧正月の休みに今度は嫁の実家へ報告へ行く事に。こっちの方が精神的にキツイんですけどね。

嫁の家族は寡黙な父親とパワフルな母親と甘やかされて育った弟といった家族構成。日本に対する感情などもわからないので不安過ぎるけど大丈夫だろうか。

1週間程の滞在予定だけど、嫁と話して報告は様子を見て真ん中あたりの日程にする事に。

もはや最初の1日2日は何しても上の空だし、食事も味がしないですわ…

極度のストレスからか尻に変な出来物ができて痛いし…

 

そして4日目の夜に嫁両親を呼んで報告する事に。拙い中国語で結婚の意志を伝えると義理父は「わかった、いいよ」で終わり。なかなかの肩透かしに逆に不安になる私。日本式中国語通じてるアルか?義理母は事前に知らされてたのだろうか特に反応無いし…

 

完全に拍子抜けだったのですが、シャイなお義父さんなのでそういった態度だったのかなと勝手に納得。

そんな訳でとりあえず無事報告終了。その夜にパワフルな義理母から呼び出されて2時間以上話しをする事に。疲れてるから今日は寝かせて、ケツの出来物爆発するからなどとは言えずに色々と話した。やっぱりお義母さんは娘が可愛いんだな。

何ていうか中華系は家族や親戚の絆が強い。もう家族なんだからいつでも泊まりに来てもいいし、もうここはあなたの家だから気は使わなくていいみたいな事も言われた。嫁の昔の事も色々と。緊張と疲れで大半を忘れてしまったがこういった気持ちはありがたい。

日本だと家族でもある程度の距離間を大事にするけど、嫁側家族はいきなりのゼロ距離へと変貌する。でもいきなりソファーで寝転んだり、勝手に冷蔵庫開けたりは出来ない性格なので一応日本人っぽく残りの日程を過ごしましたとさ。

 

今では子供も生まれ、嫁とうちの母はテレビ電話で子供を見せたり、母親からは毎月のように子供の服やらおもちゃが送られてきたりと関係は良好で安心してますよ~

 

それでは!

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日本語教師を2年して思う事をつらつらと書いていこうかな

日本語を教える仕事を始めて2年が経とうとしている私ですが、現在も本業の傍ら週に2.3回授業をしているパートタイムで日本語教師としても働いています。台湾に来るまでは日本語に関する勉強などは全くした事がなかったんですけどね。

日本語教師を始めるにあたって、日本語教師として働いている方には失礼となるかもしれないのですが、台湾で日本語教師になるには苦労はほぼなかったです。塾によって多少採用の水準は違いますが、大学卒業証明があれば即採用だったり、一回30分程度の模擬授業を行ってという学校もありました。なる事には苦労は多く無かったものの、その分仕事を始めた後は苦労の連続だったのですが…

※大学などの公的機関では日本語教師養成講座などが必須条件となる事も多いです。

採用されたはいいけど、台湾では日本語教師としての訓練期間は全く無かった私。私の場合は学校から「他の先生の授業を見学してきてと言われ」1コマ1時間半見学が終わったら教材を渡されて「明後日からこの授業担当ね」といった軽い無茶ぶりで教師生活はスタートしたのでした。

大まかな進め方はわかったものの、教師としての知識は皆無な状況。自動詞、他動詞って何だっけってレベル。助詞の『は』と『が』の違いなんてわかるわけもないですわ。

取り合えず予習をしっかりして臨む事しかできないわけですが、授業では生徒に囲まれ先生と呼ばれると緊張感はより増して、変な冷や汗が出て来たのを覚えていますね。

授業を行ってみた感想は、間違いは正せるが論理的な説明が全く出来ない事でした。

 

例えば

昔々あるところにおじいさんとおばあさん『が』いました。おじいさん『は』山へ芝刈りにおばあさん『は』川へ洗濯に行きました。

というなんて事は無い文章ですが「何で最初の助詞は『が』で次は『は』になるんですか?」と言われたらほとんどの日本人は説明出来ないですよね?

予習していたとしても日本人だとこういった外国人が気になるポイントには気が付かないのが難点なんですよね。生徒に聞かれて初めて外国人はこういった部分がわからないんだなと教えるポイントも理解出来るようになっていったのだけど、授業する度に教師としてのレベルの低さを痛感させられる日々を過ごしましたとさ。

 

又、台湾の民間語学学校は教え方が個々の教師により異なる事が多いと感じます。教師全員が似た様な水準で同じ事を教えるという考えは無く、皆が個人事業主であり競争して人気がある教師が生き残るというのが台湾流なのでしょう。

マッサージ店を例に挙げると、台湾では同じ店でも担当によって流れは全然違う事が当たり前にあります。ある時、1人のマッサージ師に「おススメの機械持って来たんだけど使って見ない?」と言われたので了承すると自分で買ったのだろうか、吸引式のカッピングみたいなのでずっと吸われ続けた事があったし、暖かいゆたんぽみたいなので全身を覆われて汗だくになる事もありました。まあ自分が興味本位でOKといったのが原因ではあるんですけど…

 

なので、比較的自分の教えたいように出来る所が今の学校の良い所ですが、生徒の支持が得られないとただの独りよがりになってしまい、最悪の場合は担当の授業が無くなってしまうので見極めのセンスを必要ですね。

生徒の増減がある理由として、現在教えている学校はサブスク制度を採用しており、生徒は基本的に授業が受け放題という画期的なシステムだからです。私が住んでいる地域は台中という台湾の真ん中であり、交通手段は原付8割、バス2割といった感じでほとんどの生徒は原付が移動手段です。語学学校も台中市内に点在しており、バイクを10分も走らせれば他の校舎に行けるので先生が気に入らなければ生徒は他の校舎で授業を受けるという選択をする事が大半。なので人気が無ければ生徒が急に来なくなる事もあるし、逆に生徒のハートを掴めればわざわざ自分の授業日を探して受けに来てくれるというという事もあるんですね。

 

そんな中で開始当初、私は自分の教師としての能力が高くない事を理解していたので、受け持った授業ではなるべく生徒の質問しやすい、会話をしやすい環境を心掛け、わからない事は素直に次の授業で伝えるといった方法を取りました。幸い生徒の層はがっつり試験対策や文法を学びたいという人は少なく、趣味や旅行の際に生かしたいといった方が多かったので割と私のやり方とはマッチしたと思ってます。

他に気に掛けているのは褒める事。どんな人でも褒められればモチベーションになるし、気分良く授業が受けれます。ただ、どうしてもクラスの中でもレベルの差があるのでレベルの高い人を褒めてしまいがちですが、レベルの低い人こそほど褒める事が重要なんですよね。大体の場合はレベルの高い人達のみが会話の中心となってしまうので、レベルの低い人達が付いていけなくなり授業がつまらなくなってしまうからです。出来る人を褒めるのは簡単だけど、出来ない人良い所や褒め所を探すのって難しいんですけどね、大事ですよ。

 

生徒の層で感じた事は比較的年齢層が高い事ですかね。自分のクラスも平均年齢を出したら40歳前後ですね。定年後のおじいちゃん、おばあちゃんから主婦、20代の社会人、10代の学生など幅広いので面白い。職種も様々で、弁護士の方や医者の方などもいたりして、そんな方々に先生と呼ばれるのは結構なプレッシャーでしたが良い経験にもなったかな。年配の方が頑張って勉強していると、自分も中国語勉強しなきゃなといい刺激になりますしね。

 

又、日本語学習のきっかけを聞くと半数以上は日本のドラマやアニメ&漫画、ゲームといったエンタメの影響という方が多いです。今では韓流に押されていますが、10年以上前や日本のドラマの人気は高く、木村拓哉や加藤鷹などは台湾人のほとんど知ってますね。加藤鷹はちょっと違うか…まあそっち系も台湾人はとっても詳しいので。

他には旅行の時に使えると便利だから習っているという方が多く、日本旅行が身近で日本人よりも色々な所へ行っている方が多いのには驚かされました。日本通な方だと小豆島とか礼文島とか行ってたりしますからね。大阪、京都も行った事ない自分としては恥ずかしくなりますわ。

そんな話をしているとエンタメで日本を知ったり、日本を好きになる事が多いんだなとしみじみと感じますね。漫画やアニメもバカには出来ない、立派な日本文化ですね。

 

 

まあつらつらと感想を書いて何を言いたいのかわからなくなりましたが、教える事って思っている以上に難しいし、親になるのと同じで教える事で自分自身が学ぶ事が沢山ありますね。でもそれ以上にやりがいがあるし、素敵な仕事だと思うのでボランティアでも語学交換でも良いので気になる方は一度挑戦してみてはいかがですか?

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初めてのグリーン車は立ち乗りだった…

先日一年の疲れを癒す目的で台北のリージェントホテルに泊まってきた。(軽い自慢)普段に比べて半額位で泊まれるとの謳い文句に釣られて予約したけど、泊まった事がないから本当に半額かは知らない。若くてエネルギーが爆発している時の旅行はホテルなんて寝る場所があれば良いだったんだけど大人になったのかな、年を取ったのかな。

 

旅行というのは今住んでいる場所では満たされない物があるから行くわけで、今の生活で満たされない事がある。その中で家にお風呂が無い事と卵かけご飯を食べるのを嫁に止められる事が上位にランクインする。

 

卵かけごはんは台湾の古くからの風習のせいか高級な卵であっても自宅では台湾嫁に止められて食べられない。でも謎ルールで、すき焼き食べ放題に行った時は食べても何も言われないので肉そっちのけで卵かけごはんを食べて嫁にアホかと罵られる事で何とかまかなっている。

 

お風呂に関しては今住んでいる家はバスルームが2つあるのに両方ともバスタブが無い。2つのバスルーム共にシャワーとトイレが一緒の台湾ぽいスタイルだが、2つのバスルームが壁一枚で隣り合わせというクレイジーな設計である。用を足している時は毎回のようにこれを設計した人はイカレテルのかと思っていた事もあるが、夜市のウズラの卵で当たって便座から離れられずに寝落ちしてからトイレが二つあるというのは大きな財産という事を学んだので許したのである。

 

そんな訳で風呂不足に陥った私は嫁と息子を連れて台北へと向かった。

 

チェックインを済ませて部屋に入り、すかさずバスタブをチェックした私は上から目線で合格印を送った。うん悪くないね。久しぶりに見たバスタブに心が揺さぶられる。

とりあえずお楽しみは後でという事で町に繰り出しぶらぶらしてからディナーを楽しみホテルへ戻る。

バスタブにお湯を張り、子供と一緒に入った後1人でゆっくりと浸る。

至福のひと時に無意識に「あ~」という声が漏れる。台湾の人も風呂に使ったら同じ声出るのかなとか考える。もしかしたら「あいや~」なのかなとか。嫁は無言だったので真相はわからなかった。

日本にいる時は湯船に浸かっても10分位だったが、なぜだろうか30分以上入っていられた。このまま浸かり続けてとろとろになって煮込まれてカレーになっても良い気分であったが手がふやけてきたので出る事にしよう。

次の日も朝食後に優雅に朝風呂。自家にいる時は使った事の無いバスソルトなんて入れてみたりして、プチセレブを満喫した。

 

次の日、ホテルのチェックアウトを済ませ、観光ブックに載っているかのような定番の観光をした。この日は台湾友人とディナーを一緒にした後に新幹線の駅へ向かう予定だったのだが、食事の終わりが何時になるかよくわからなかったので新幹線のチケットは買っていなかった。食事後に駅に着くと案の定自由席&指定席は売り切れでビジネス席(グリーン車)のみというついて無さ…

しかし旅行マジックとでもいうのか、入る前はびくびくしてるのに飲みだしたら「延長しちゃいますか~!」とかキャバでイキってるおっさんのように「ビジネス乗っちゃいますか」と謎テンションで躊躇なくビジネス席を購入するから旅行は怖い。

疲れを取る為だし、年一くらいはいいでしょと無理やり自分に言い聞かせて新幹線を待つ。新幹線が到着し、いつもより広い席に腰を掛けリラックスモードに突入。

ビジネス席は自由&指定席と違って、大声で話す人もイヤホン無しで動画見る人もいないんだな~とちょっと関心&満足。

そんな静けさただよう新幹線だったが

小さな怪獣が雄叫びをあげた。

 

『ギャ~』という鳴き声に驚いたが、どうやら声の主は自分の息子だった。

 

静かな車内に響く息子の声…

 

 

慌てて嫁が「母乳あげてくる」と連結部の授乳室へと向かった。10分程して帰って来て落ち着いたかと思ったらまたすぐにギャン泣きの息子とニーハオ…

今度は私が連結部へダッシュする…

 

10分程してもぐずり続けていると嫁が助けに来てくれた。何とか嫁と2人で連結部で5分程揺らながら息子が落ち着いたので席に戻る。

「は~」とため息をついて座ろうとしたら、息子の顔がくしゃっと泣き出しそうになったので慌てて立ち上がる。

 

赤ちゃんセンサー発動!座ったら泣く奴ね。ヤバいやつね。

 

静まり返るビジネスシート車両で1人忽然と立ち上がる私。座ったら即アウトという罰ゲームの開始である。

 

立ち上がると他の乗客の顔が見え、皆気持ち良さそうに寝ているではないか。

自分もゆっくり座りたいよ~と思うが息子はそうはさせたくないらしい。

 

途中落ち着いたかなと思ってこっそり座ろうと試みたが全て息子に見破られる。

なんて好感度なセンサーなこと。背中に赤外線センサーでも付いてんのかとツッコみたくなる。

 

 

ようやく寝た!

と思ったら到着の案内が流れた…

 

車内サービスで貰った高級な水のペットボトルを握りしめて初めてのビジネスシートを後にしたのだった。 

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部下に『いい加減な人』と言われてほっこりした

会社から人事異動が発令されて現在働いている部署を去る事が決まった。私の勤めている会社の人事異動は大体が3~5年に一回程度で事業会社を跨ぐ事は少ない。ただ私が手にした辞令はそうではなかった。

会社から異動の理由は上へのステップという風に説明を受けたが、人見知り気質な私にとってどんなに栄転だと祭り上げられても、子供の頃に遊んだドラクエのセーブが消えた時に流れる不快な音楽が頭を駆け巡り、またレベル1からやり直しかといった感じで苦痛なお告げにしか聞こえなかった。

 

私はある程度人間関係が構築出来ている中では力を発揮出来るが、そうでないと気が小さくなる傾向がある。

例えば、小学校では高学年になって人間関係が構築出来た頃にはクラスの人気者的な立ち位置であった。修学旅行の時のグループ決めでは私と一緒になりたいクラスメートが多すぎてくじ引きになったくらいの人生絶頂期をここで経験した。

ただ、受験で地元から離れた中学校へ入学したら、そこでは既に幼稚園、小学校から仲良しグループが出来ていた事もあり私は大人しく中学時代を過ごしたのだった。

分かりやすい位の内弁慶とでもいうのだろうか、地元ではどちらかというと陽キャだけど、外国へ行ったら何も悪い事してないのにぺこぺこして「すみません」連呼してるチー牛へと変身する逆アニメヒーローである。

なんてかっこ悪いんだろうか…

 

そんなチキンな私は異動の話を部下の女性に伝える事にした。彼女は年齢は私より10歳程上で立場上は部下であったが社会人的には先輩であり、入社したての頃から私の足りない部分をズバッと言ってくれる貴重な存在である。

そんな彼女を誘い、よく通った蕎麦屋へと歩いて向かう。もうここへも来れなくなるなと思うと春先なのに風が冷たく感じる。

個室のような仕切りがあるのでゆったりできるのが好きな昔ながらのお店だ。スタッフが持って来たお茶をすすりながらメニューも見ずに親子丼セットを頼んだ。彼女も同じものを頼む。

 

「何か話しがあるんですか?異動になったとか?」

 

彼女が切り出す。流石ベテランである。察しが良い。

 

「そうなんだよね、今までお世話になったから伝えたくて」と私が続ける

 

「寂しくなりますね」と言われるが、月9のラブストーリーのような展開にはならずに今までの感謝の気持ちを伝えた。

 

すると彼女は私がどんな人だったかを語りだした。止めるのもあれなので照れ臭いなと思いながら聞いていたらある言葉に反応してしまった。

 

「一言でいうといい加減な人だったね」

 

なんだそれ…

たしかにプライベートはいい加減な部分はあるけど、仕事は結構ちゃんとやってるつもりだったんだけどなと心の中で少し思ったが、他人から見たらそうなのかなと思い特に反論はしなかった。というか出来なかった。

 

私の不服そうな反応を楽しんだのか、少しして彼女は

 

「良い意味でですよ」

と言ってきた。

 

「いい加減な人って言われて良い意味にはとれないですよ」

と言い返す私。

 

彼女は不機嫌そうな私を横目にニコニコしながら話を続けた。

「一緒に働いていて、仕事のメリハリや人への対応の加減が上手くてとても働きやすい環境でしたよ」

 

いい加減じゃなくて良い加減なんですよ」

とアクセントを強調してわかりやすく教えてくれた。

 

一本取られたなと思いつつ、尊敬していた人生の先輩に褒められて照れ臭かったが認められたようで素直に嬉しかった。

 

 

新天地でも良い加減に働こうと思った20代の春の話。

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上半身裸で踊り狂うおっさん

息子が生まれて4か月経った。息子は最近笑う事が出来る様になり、ひと様には見せられないようなひどいアホづらであやす私を見てキャッキャと笑う。海外に来てから言葉の壁からジョークを言う事が出来ずに人を笑わす機会が減った私からすると、それはとても楽しい事であったが、私のクソつまらないであろう変顔でも笑う息子を見ると、ヤバい幻覚でも見えてんのかと心配になる事もあるくらいだ。

まあ笑ってくれるとこっちも嬉しくなるわけで、色々と今までにした事の無い表情や動きを試して息子に気に入られようとするバカな父親。最近の小学校ではダンスの授業が必修になったと聞くけど、私の世代はそんな高尚な踊りなどは習わなかったので、息子を笑わす為に踊ってみようとすると何故だろうか怪しい民族舞踊のような感じになってしまう。ティックトックなんて自分にはもはや無理ゲーだと気付けた事が最大の救いかな。

 

又、息子は人の見分けが付くようになったのか、最近は私が抱っこすると爆泣きするようになってしまった。嫁が抱くとすぐに収まり、ドヤ顔でこっちを見て来る息子。

『このマザコンめ!』と思うが、加齢臭に覆われたおっさんに抱かれるよりは女性に抱っこされた方が嬉しいのは私も同じなので仕方が無いと諦める。

もしあまりにも懐いてくれなかったら、女子高生の香りになれるという香水が発売されていると聞いた事があるので、それを全身に振りまいて抱っこしてみようかな。

 

そんなわけで生活のリズムは息子中心へと変化していった。ブログよりも息子との時間を大事にしたいから『はてなpro』は解約した。勢いで独自ドメインもやめちゃった。意外と粘り強いけど、一本線が切れるとスパーんっといってしまうヤバい性格な自分。スマホのゲームとかも徐々にやらなくなるんじゃなくて、冷めたら急にアンインストールしてしまうタイプ。別に滅多に怒ったりはしないし、感情は穏やかだとは思うので逃げないでね。

とはいっても完全にブログやめるってわけじゃなくて、会社の昼休みとかに書いていこうかな~って思ってます

 

それでは!

 

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【2秒でわかる】中国語ピンインのnとngの法則

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中国語(ピンイン)でLINEなどでメッセージを打つ時にピンインのスペルがわからなくなる事ってありませんか?

例えば【觀光】(Guānguāng)という単語を見てみると、読み方は日本語にするとグアングアンですが觀はGuānで後ろにgが付かないですが、光はguāngでngとなり後ろにgが付くんですよね。

これ本当にうっとうしいですよね。

台湾では会話の際の発音では特に違いが無くても通じてしまうのでそこまで気にしなくていいですが、字を打つ時は間違えられないから本当に面倒...

 

ではどうやって判別するかというと簡単な方法があるんですね!

 

それは日本語で音読みにすればいいんですね。

 

音読みで語尾に『ン』が付く場合はgが付かないので『n』で終わります。

語尾に『ン』が付かなけければ(イやウ)gが付いて『ng』で終わると覚えておくとほぼ99%当てはまりまるので何とも便利!

 

それでは先ほど例に挙げた『觀光』で考えてみましょう。

『観』の日本語の音読みは『カン』ですね。

語尾が『ン』なのでgは付かないのでGuānとなります。

『光』の音読みは『コウ』ですから語尾は『ン』以外となるのでgが付くのでguāngとなりますね。

 

他にも例を挙げて行きましょう

放心(Fàngxīn)

放は音読みで『ホウ』ですから『ウ』が語尾となり、『ン』以外となのでgが付くので『Fàng』となりますね。

『心』は音読みで『シン』で語尾が『ン』なのでgは付かないのでxīnですね。

 

それでは練習です。同じシンという読み方ですがどれがxinでどれがxingか挑戦してみましょう。

 

性⇒音読み『セイ』なのでxing

新⇒音読み『シン』なのでxin

辛⇒音読み『シン』なのでxin

形⇒音読み『ケイ』なのでxing

 

どうですか?慣れて来たでしょうか?

 

もういっちょshenかshengで練習してみましょう。

深⇒音読み『シン』なのでshen

生⇒音読み『セイ』なのでsheng

申⇒音読み『シン』なのでshen

聖⇒音読み『セイ』なのでsheng

 

ですね。

中国語学習している方なら意外と知っている人は多いかもしれませんが、私は初めてこの法則を知った時は目からうろこの思いでしたね。

例外もほんの少しだけ存在するらしいのですが、特に気にしなくて大丈夫なレベルかと思うので是非とも利用していって下さい!

他には台湾ではピンイン(拼音)とボポモフォ(注音)どっちで勉強するのが良いの?と聞かれる事がありますが、現状台湾の語学学校ではほとんどピンイン(拼音)を使用しているので ボポモフォ(注音)で勉強出来る機会は少ないと思います。

ボフォモフォの難点は最初にカタカナのような記号を全部覚える事と、パソコンのキーボードを打つのを練習しないといけないという事があります。

ただ発音に関してはボフォモフォはピンインのnとngは全く違った文字で表現する為に明確に違いがわかり、発音も良くなると言われていますので良い部分もあります。他にも台湾の方はピンインが使えないので、ピンインでスペルを聞いてもわからないと言われてしまうので、ボポモフォが使える方が便利ではありますね。

まあ私はボポモフォは練習しましたが、語学学校で使わなかった為にほぼ忘れてしまいましたが。

そんなわけでこれからもまったり中国語頑張って行きます。

 

 

それでは!

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台湾の現地企業で働いて2年が経ち感じた事。

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台湾の現地企業で働いて2年が過ぎました。年を取れば取る程時間が過ぎるのが早く感じるという『ジャネーの法則』というのがありますが、どうやら私もこれに漏れず法則通り人生で1番短く感じた1年でした。

日本で10年以上働いて来た私にとって、初めての海外での仕事というのは緊張感やプレッシャーもありましたが、色々な発見もあり視野を大きく広げてくれたと思います。

そんな台湾企業で仕事を始めてからの葛藤を綴っていこうと思います。

  • 1年目の葛藤(仕事上)
  • 1年目の葛藤(番外編)
    • 同僚の名前が覚えられない
    • 昼寝するんかい
    • 社員旅行や忘年会におかん!?
  • 2年目の発展と挫折
  • 2年目の葛藤(番外編)
    • 3.5時間で退職!? 
    • デブ不可避
    • お風呂入りたい
  • 最後に

1年目の葛藤(仕事上)

入社後、大まかな仕事内容は聞いていたものの、実際に仕事を始めると私の担当はどうやら社長案件で、前任者が何人も辞めていて、もはや誰もこの案件に関わりたくないから自分を生贄に雇ったというような事を同僚に言われ軽く絶望からのスタート。

何とかしようと藻掻いてみるものの、上司からの指示は社長に怒られない為にごまかすような仕事のやり方で、私が日本企業と交渉の機会を作ってもどうやっても話しが進まずに半年位は全く先が見えない毎日でした。

そんなある日、他部署の人と話していると全く別の内容で他国との取引しているという話を耳にしたので詳しく聞いてみると、その内容であれば日本とでも同じスキームでやっていけると判断し、日本の企業をネット上で検索し、手当たり次第メールを送ってアポを取る事に。

数社から連絡があり、Skypeなどでテレビ電話会議を行い話を進めていき、結果数社と業務提携をする事に成功。

この日本企業とのやり取りで苦労したのは、日本企業は保守的で慎重な企業もあり「会社でSkype禁止なんですよ」とか「実際に会ってお話をしないと」という事もありましたね...

又、会社の意思で進めている案件では無いので気軽に出張が出来る状況でも無く、日本企業側に台湾まで来てもらうのを待つというタイムロスや、こっちから連絡しておいて来て貰うっていうのも何だかなと思ってしまう事も多々ありました。

ただ、台湾人気という事もあって台湾出張行きたいという方も多いのか、多くの日本企業に台湾まで足を運んで貰えましたのはラッキーでした。

こうして徐々に本来の担当から業務内容をシフトしていき、こちらをメインに仕事を進めていく事で、ちょっと先が見えて来る状況になり少しだけ安心した一年目でした。

 

1年目の葛藤(番外編)

同僚の名前が覚えられない

私が勤めるフロアには約30人程、別の階のフロアには30人程の同僚がいるのですが、とにかく名前が覚えられない。日本にいる時はそういった事は無かったのですが、外国人の名前って覚えられないんですよね。

というのも台湾では同じ苗字が多い為、基本的に会社内では下の名前、あだ名、イングリッシュネームのどれかで呼ばれるのが一般的なので種類が豊富という事があります。

それだけならぎりぎり何とかなるのですが、社外の方と話す際は苗字で呼ぶ訳で、もうこうなってしまうと誰が誰だか頭が追い付かないんですよね。

これは今でも頭が痛いですね~

 

昼寝するんかい

今の会社の昼休憩時間は1時間半もあるんですよね、理由としては皆昼寝するから...

大体休憩時間の30分が過ぎた頃にフロアの電気は消され多くの同僚が昼寝を開始。

猛者になると、会議室などにプールサイドで寝るような折り畳みのイスを準備しておき、それを広げてのんびりと寝ております。

私も会社でいびきかいて寝れる位の大物になりたいですわ。

 

社員旅行や忘年会におかん!?

台湾の会社でも社員旅行や尾牙(日本の忘年会)といったイベントが年に1度あるのですが、追加料金を払えば家族やパートナーも連れて来れるんですね。※割安になる

そこで自分の同僚が会社の忘年会連れて来たのがおかん!

最初はペタジーニ的(友人の母親と結婚)なのかどうかわからなかった為、触れないでいたのですが他の同僚から母親と聞いて納得&安心。

まあ家族思いなのはわかりますが、ちょっと日本では考えられないですよね。

台湾の友人からは母親の会社の社員旅行に一緒に行くというのも聞いた事あるので、台湾では割と普通の事なんでしょうけど面白い文化ですよね。

 

2年目の発展と挫折

新しく始まったプロジェクトも軌道に乗り始め、少しずづ仕事が楽しくなってくる日々。

会社では毎月一定以上の利益を出す事でボーナスが貰えるスタイルなのですが、ボーナスを初めて申請する事ができて喜びに浸っていると、そんな噂はすぐに同僚に広がり自分のプロジェクトのサポートをしたいという同僚が増えてくる事に。

今までは腫れものを触るみたいな扱いだったのに素晴らしい掌返しですけど、逆に認められたのかなといった嬉しさもありましたね。

まあ手伝って貰う事はありがたいのですが、人が増えるとトラブルの増える訳で日本とは違った悩みも増える事に。

どんな悩みかというと大まかに2つあり一つ目は、例えば会社で日本語を話せる人材を探すという案件だったとします。

まず1人が求人内容を作成して求人サイトなり、会社の求人欄へ投稿しますよね。

そうするとサポートしてくれると言った方はこの内容をそのままコピーして、また同じ求人サイトへ投稿。他の方も同じようにコピーして投稿...

ようは連絡先が違うだけで、内容が同じものがずらりと並ぶ感じですね。

そうやって、自分の手柄にしてボーナスを貰おうという考えで、ただ同僚同士で奪い合うというカオスな状況が発生して唖然とする私。

このように楽して稼げたらラッキーというような考えの人も多く、ありがた迷惑というような感じになってしまいましたが、サポートしてくれる方も無碍にも出来ないので、週ごとの交代制にしたりして何とか折り合いをつける感じにすることに。

 

もう一つの悩みは一部の台湾同僚や、東南アジア系の華僑の方などですが、仕事のやり方がチームというより個人という考えが顕著なんですよね。

例えば「同僚が休暇だからその分の仕事サポートしてあげて」とか会社ではよくありますよね。でもその人達は「同じ給料で彼の分もやるのは意味がわからない、彼の分の給料もくれるならやるよ。」とか言っちゃたりして。

正論で言えばそうなんですけど、自分が日本的な考え方なのかな?って思わされる出来事でしたね。

 

あれこれあって大変でしたが、徐々に売上げは上がり、チームらしさも出てきたのでほっとしていたのですが、そこでコロナ発生...

私のプロジェクトも例外では無く打撃を受け、会社は3カ月間週3出勤となり、給与も減少...(無休休暇)他の部署でもリストラに近いような退職も目立ち、会社の空気も重い感じになっていくことに。

 

現状は徐々には回復はしてきましたが、まだまだ完全復活まではほど遠く、何とかしのいでる感じですね。日本企業からは絶対に回復する時期が来るからと励ましの連絡を頂きますが、どこまで持ち堪えられるかが課題ですし、日本企業側も大丈夫かって思ってしまいますね。

 

そんな状況下で時間が出来た事と、上司が変わった?いなくなった事もあり、長い事封印されていた社長案件に再度取り組む事に。

そうすると、自分の取り巻く環境も少し変った事もあり、手伝ってくれる同僚も増えたからか希望が見える状況へと変化したので今後はこちらに注力していこうかなと思ってる最近です。

ちなみに2年目の有給は10日でした。日本と同じように年々増えていくシステムなので、3年目だと11日になるのかな?

又、今の会社では有給は自由に使えるので、そこは良い所ですね~

 

2年目の葛藤(番外編)

3.5時間で退職!? 

チームが大ききなる過程で必要な事に新たに仲間が増える事が挙げられますが、そんな中での苦労もありました。

その方は私も最終面接で直接話して採用を決めた方なのですが、受け入れの1日目の昼休憩の時に辞職を言い渡されました(3.5時間)。その時は会社規則など人事部による受け入れだったので実際にその方とは一緒には働いていないのですが、どうも会社の雰囲気が合わないとの事。

それにしても早過ぎでしょ。

 

デブ不可避

台湾の会社では毎日のように皆でドリンクのデリバリーの注文行うんですね、飲まなければいいんですけど「今日は新しいお店だから」「ブドウの新作出たらしいよ」とか言われると心の弱い私は飲みたくなってしまうわけで。

他にも團購(一緒に買うと安くなる)の試食品がたびたび届いたり、雞排(フライドチキン)や肉まんなどのおやつをデリバリーする事も。

食べ物も油っこいの多いので自炊したり、自己管理しなりとあっという間にやられます。

マジで台湾太るから...

 

お風呂入りたい

仕事とは関係無いのですが、仕事で疲れたらお風呂で疲れを流すというのが日本での生活でしたが、台湾の今住んでいる家には浴槽が無いんですよね...

無駄にシャワー&トイレの浴室が二つあるんですけどね。

台湾にも温泉はあるので、旅行でそういった場所に行けばいいのですが、嫁が妊娠&出産という事もあり全く行けず。

湯船に1年以上浸かってないんですけど、風呂入りて~

 

 

 

最後に

人生なんとかなるって事ですよ。私も35歳から中国語勉強始めて、台湾で仕事探してなんとかやってますから。

ただ「なんとかなる」と「何でも良い」は違うので、そこは勘違いしないせずに、自分の目標を持って生きて下さいね。

台湾だと2万元程度あれば生きていけてしまいますが、それで満足していては「何でも良い」になってしまいます。別にお金が全てでは無いですし、やりたい仕事であれば全く問題無いと思います。

ただ色々な事に挑戦して乗り越える、それが「なんとかなる」だと思うので迷っている方がいたら年齢とか気にせずにチャレンジしてみて欲しいなと思うまでです!

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台湾のGooglemap★評価が日本より高い問題について検証してみた

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  • マクドナルド編(台中)
  • マクドナルド編(名古屋)
  • 日台マクドナルド★評価の比較
  • 台中スターバックス編
  • 名古屋スターバックス編
  • 日台スタバ★評価の比較
  • まとめ

 

なんだかんだ言って旅行でレストランを探す時に参考にしてしまうGooglemapの★評価や口コミですが台湾に住んで思うのは、台湾の評価って日本人より甘いなって事なんです。

 

日本にいる時ってGoogle評価で★4を超えてたら結構評価良いなと感じる人も多いと思いますし、実際にハズレのお店の可能性もかなり低くなると思います。

ただ台湾でGooglemapでレストランを探すと体感で日本より★が0.5程高く、★4を超えて来るお店もかなり多いんですね。なので日本のノリで台湾でお店を探して「★3.8だし大丈夫でしょ」といった感じで入ってしまうと地雷的な可能性もあるので厳しめにチェックした方がいいですよって事なんです。

まあGoogle評価が高いからと言って確実に美味しいわけではないですが、海外での少ない食事機会を楽しむためにはなるべく冒険は避けた方が良いかと。

 

そんな訳で今回日本と台湾★評価を検証する為に、サービスや商品にそこまで差のないチェーン店の★数から両国の差を考察していこうかと思います。

 

マクドナルド編(台中)

台中にあるマクドナルド45件分のGoogleマップでの★評価ですがグラフを見るとわかるように★4~4.4が約7割を占め、ちなみに最高評価の店舗は★4.1最低は2.5でした。

 

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評価として多かった順に★4.0が22件★4.1が8件★3.9が6件と8割以上がこの辺りの評価に集中しています。又★2.5、2.6と評価が低かったのが2店舗ありますが、コメントも少なかったので新規店舗なのかもしれませんが評価には加えてあります。

その結果台中にあるマクドナルド45店舗の平均は★3.9と高得点に。

マクドナルド編(名古屋)

台中は日本でいう名古屋的な位置づけと言われる事から日本の検証地点は名古屋のマクドナルドにしました。

名古屋付近の80店舗のGoogleマップでの★評価をグラフから見ると、こちらは約7割以上が★3~3.4という結果に。ちなみに最高評価の店舗は★3.7最低は★2.7と最低評価は台湾の方が低いんですね。

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評価として多かったのは★3.4が26件★3.3が22件とこの辺りのに集中していますし特別高い評価のお店というのもありません。

そして気になる名古屋マクドナルド80店舗の平均は★3.3という結果に。

 

日台マクドナルド★評価の比較

マクドナルドというチェーン店なのに台湾と日本で比較すると台中★3.9名古屋★3.3とその差は★0.6とかなりの差が開いたという結果になりました。日本人の評価の厳しさが目立つ結果になりましたね。

ただこれには少し理由もあり、台湾人はマクドナルド大好きな人が多いですし、企業イメージも悪くないんですよね。ですので得点差はありますが、わりと台湾有利な比較でもあるんですね。

 

なので次は日本人が大好きなスタバで比較をしてみましょう。

 

台中スターバックス編

台中の27店舗のスタバをグラフから見てみると圧倒的に高評価が多く★4.0~4.4に評価がほぼ集中していますね。最高評価の店舗は★4.3最低は★3.3と評価の幅はあるもののほとんどが★4以上という結果に。

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評価として多かった順に★4.2が10件★4.3が5件★4.1が4件と軒並み高い評価ですね。

気になる台中スタバの平均点はというと★4.1というやはり高い数字を残しました。

 

名古屋スターバックス編

名古屋の62店舗のスタバをグラフから見てみるとこちらも高評価が多く低評価(★3.4以下)は皆無ですね。最高評価の店舗は★4.2、最低は★3.5と店舗による差も大きく無いのが日本らしく接客レベルや商品の品質にも店舗差があまり無いのでしょう。

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評価の多かった順では★3.9と★3.8が共に18件づつ★4.0が7件、★3.7が6件と高い水準をキープしているあたりはさすがスタバですね。

気になる名古屋スタバ評価の平均は★3.9という結果に。

 

 

日台スタバ★評価の比較

日本人が大好きなスタバなのでひょっとしたらとは思いましたが、台中スタバは★4.1名古屋は★3.9という結果でやはり台中が★0.2点上回りました。

体感的にスタバ信者が多い日本の方が有利かなとは思いましたが、それでもおよばずという結果に。

 

まとめ

結果、台湾人の評価は日本より甘いという事がほぼ証明されました。評価の差の理由としてレストランのアンケートを書く時に日本人の私は5段階評価だとしたら一番高い評価はあまり付けない派なのですが、台湾嫁のを見ると全部一番良い評価だけ付けて終了という感じで、低い評価を付ける事はほぼ無いんですよね。

ただクレームなどがあれば台湾人は日本人よりも主張はしますし、コスパやお腹いっぱいになるかどうかなどの基準は日本人よりも厳しいんですよね。SNSや口コミだけは優しいっていう不思議な台湾人。

 

他には台湾人の方がSNSに書き込みだったり、評価する事への抵抗が少ないので気軽に参加する人が多いのかと思います。日本人だとクレームがある時しか書かないという人も多いと思うので。

又、台湾でたまに見るのがGoogle評価★5を付けたら一品サービスなどを行っているお店もあり、30元(100円)位のものでもほとんどの台湾人は★5を付けるのでそういったお店は注意ですね。そうゆうお店はコメント数が数千を超えているのに★が4.9近くあるのでわかりやすいですけどね。

 

という訳で台湾でレストランを探す際は日本より★評価のハードルを少し上げた方が無難ですよという結果になりました。

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台湾には300以上の中山路があるってどうゆう事!?

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台湾で暮らしていく中で苦労した事の1つに場所の説明が難しいという事があります。台湾では基本的に一つひとつの道に名前がついており、場所を説明する際に〇〇路と〇〇路のぶつかる所といった風に説明する事が多いんですね。

 

台湾に引っ越してきた当初は大通りであればなんとかわかったのですが、そこまで大きくない道だとまあわからない。しかも名前の似ている道も多かったりしてきつい...

例えば向上路、向上南路、向上北路という風にちょっと付け加えられた名前も多いし、ある場所を境に全く違った名前の道になったりもするんですよね。

 

しかも地名とか道の名前って聞いた事が無いと漢字が全然想像出来ないんですよね。文字で送ってもらえればいいですが、電話や会話だと名前言われても何それ?って感じで軽いパニックに陥るわけなんです。

又、中国語全く話せない日本人の知り合い会話している時も結構大変で、向上路とかを日本語で相手に言われると中国語との発音が全く違うのでわからずにお互いに一瞬変な感じになっちゃうんですよね。例えば向上路を中国語だとシャンサンルーですが、日本語だとコウジョウロといった感じですからね。頭の切り替えが追い付かない...

まあこれは日本人同士あるあるかもしれませんね。

 

そんな台湾ですが、面白い事に同じ名前の道が何本もあるんですよね。といっても同じ地域で重複する事は無いので、同じ名前の道が台北に1本、台中に1本といった感じで離れてあるのでこれは混乱はあまり無いですけどね。全ての道に名前つけるのも結構な苦行だと思うので仕方ないですよね。

中でも一番良く目にするのが「中山路」と「中正路」の2つ。台湾の大体の地域にはこの名前の道があるんです。

中山というのは台湾の国父といわれる「孫文」からとった名前で、孫文は日本に滞在していた時に孫中山という別名があり、それにちなんでつけられた名前なんですね。台湾では主に主要道路に用いられる事が多いです。ちなみに台湾全土で中山とつく名前の道は319か所もあるとか。

ちょっとやり過ぎでしょ...

 

中正という名前はというと皆さんもご存じであろう「蒋介石」の事ですね。別名「蒋中正」という名前から台北の観光名所である「中正紀念堂」もこちらの名前になってますね。

この中正路にちなんだ道は台湾に181本あるとの事でこれもなかなかの数となってますね。

そんな訳でどの地域に行ってもこの二つの道路のどちらかの名前は目にする事があるかと思いますので注意してみると面白いかもしれませんよ。

 

そんな面倒とも思える台湾ですが、実は台中でスクーターを乗り続けて約3年、道の名前を覚えてくると意外とこっちの方が楽だなって思うんですね。日本だと住所で大体の位置はわかりますけど、目的地はぼんやりとしていてこの辺なんだけどな~ってウロウロした経験ってありませんか?今はGoogleマップありますけど、ひと昔前だと自力で探していた訳でここが1丁目なんだけど2丁目はどっち?みたいな事ってありましたよね。

でも台湾のこの方法だと目的地がほぼ確実に特定出来るので意外と便利なんですよね。

 

 といっても旅行の際にタクシーに乗る際は住所を伝えれば問題無いので、そんなに心配はしなくて大丈夫ですけどね。

ただ一つ注意点があって、それはホテル名を英語で言ってしまうと伝わらない可能性が大という事。

ホテルリージェントだとすると中国語では晶華酒店なので全然名前違いますからね。中国語で準備しておかないとタクシー乗った後に慌ててしまいますよ。

基本台湾の運転手さんはホテルの英語名知らない人が多いですから。 

 

という訳で今回は台湾の豆知識でした。

 

それではまた!

 

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