国際結婚の報告をしてケツに出来物できた話。
今月で国際結婚3年目を迎えるので、今回は国際結婚を家族に伝えた時の事を書いていきます。
今では国際結婚というのもそこまで驚くものではなってきましたが、私の親世代などでは反応は様々ですからね。国籍が違うという理由だけで絶対に認めないという親もいますし、まあ難しい問題ですよね。
私の家族は母親と兄の二人なので、まずは母親に結婚を考えている事を話したのですが、最悪の反応…
伝統的な考えを持つ母はアジアでは日本が一番といった考え方が強く、日本以外の国はどこかしらで見下したような発言をする事が多々あります。多分本人は気づいてないですが、会話の中で私がそう感じているので。
そんな母親は台湾に友人がいる事もあり、ビザ無しでロングステイした経験も豊富で通算では1年以上は台湾に滞在している人なんです。
ですので台湾についてはそれなりに理解しているので、伝える前はそこまで反対されると思ってはいなかったのですが、結果はほぼ100%の大反対。
理由を簡単に書くと「彼女は日本のビザが欲しいだけ」「財産目当てだ」「言葉もそんなに通じないのに相手の何がわかるの?」「価値観や文化が違い過ぎるから無理だ」などなど止まりません。
まあ親からしたら私は一生子供なわけで、心配する気持ちもわかるのですが、こちらもそんな簡単に決めた訳では無いので口論となり険悪な雰囲気に。
母親に話してもどうにもならないと思ったので兄と兄嫁の協力を得る作戦へと変更。兄に話すと「お前が良いならいいんじゃない」といった軽い感じの反応で応援してくれる事に。
そして話していく中で兄嫁の助言もあり、日本の実家へ嫁を連れて行く事に。母親は日本人らしく表面上は歓迎的な態度でしたが、実際の気持ちはそうではなかったでしょうけどね。
コミュニケーションは母親と嫁は英語で、私と嫁は中国語で、私と母は日本語でという感じでこれもまた少し面倒でしたが、言語が違うので聞かれたくない事も話せるというのが強みでもありますね。
3日程一緒に過ごし、一緒に出掛けたり緊張した食事会をするうちに母親の熱も冷めたというか諦めたのか「もう好きにすれば」となって一応了承を得られる事に。
ひと段落したした所で旧正月の休みに今度は嫁の実家へ報告へ行く事に。こっちの方が精神的にキツイんですけどね。
嫁の家族は寡黙な父親とパワフルな母親と甘やかされて育った弟といった家族構成。日本に対する感情などもわからないので不安過ぎるけど大丈夫だろうか。
1週間程の滞在予定だけど、嫁と話して報告は様子を見て真ん中あたりの日程にする事に。
もはや最初の1日2日は何しても上の空だし、食事も味がしないですわ…
極度のストレスからか尻に変な出来物ができて痛いし…
そして4日目の夜に嫁両親を呼んで報告する事に。拙い中国語で結婚の意志を伝えると義理父は「わかった、いいよ」で終わり。なかなかの肩透かしに逆に不安になる私。日本式中国語通じてるアルか?義理母は事前に知らされてたのだろうか特に反応無いし…
完全に拍子抜けだったのですが、シャイなお義父さんなのでそういった態度だったのかなと勝手に納得。
そんな訳でとりあえず無事報告終了。その夜にパワフルな義理母から呼び出されて2時間以上話しをする事に。疲れてるから今日は寝かせて、ケツの出来物爆発するからなどとは言えずに色々と話した。やっぱりお義母さんは娘が可愛いんだな。
何ていうか中華系は家族や親戚の絆が強い。もう家族なんだからいつでも泊まりに来てもいいし、もうここはあなたの家だから気は使わなくていいみたいな事も言われた。嫁の昔の事も色々と。緊張と疲れで大半を忘れてしまったがこういった気持ちはありがたい。
日本だと家族でもある程度の距離間を大事にするけど、嫁側家族はいきなりのゼロ距離へと変貌する。でもいきなりソファーで寝転んだり、勝手に冷蔵庫開けたりは出来ない性格なので一応日本人っぽく残りの日程を過ごしましたとさ。
今では子供も生まれ、嫁とうちの母はテレビ電話で子供を見せたり、母親からは毎月のように子供の服やらおもちゃが送られてきたりと関係は良好で安心してますよ~
それでは!