【台中生活】Taichung Life

台湾の台中での日常生活のあれこれを書いてます。

全裸でぎっくり腰になった話…

題名見てスケベな想像をしたあなた、ちょっと心が汚れてますね~

 

という訳で健全なぎっくり腰の話(なんだそれ)なんですが皆さんは経験ありますか?私は初めての経験だったので、腰をやってしまうと人間ここまで動けないのかという驚きとあまりの痛みに悶絶でしたわ。

 

ぎっくり腰をやってしまった状況は息子をお風呂に入れている時。台湾で借りている部屋は浴室が二つあるのですが(背中合わせに)浴槽が無いシャワーのみという日本人には辛い仕様なんですよね。

なので息子をお風呂に入れるのも一苦労なんですわ。今は大き目の洗面器みたいなのに息子を入れてお風呂替わりにしてますけど湯船が恋しい毎日です。

最近息子はハイハイが出来るようになった事もあり動き回るのが大好きで、ちょっと目を話すと逃走したがるんですね。そんな息子がこの日も洗面器から這い出してそれを追いかけて、ひょいっと持ち上げたら…

何ていうんですかね、足がつる直前のヤバいみたいな感覚が腰にすぐに込み上げて来て今放さなきゃえらい事になると瞬時にわかったのですが、息子を手放すわけにはいかないしどうしましょってなって…

浴室の小さい椅子に腰を掛けたけど時すでに遅し…

 

 

ぴきぴきって感じがして

 

 

「あ~ヤバいヤバい」って叫びながら動けなくなり嫁に助けを求める私。

咄嗟に出た声が「あいや~」じゃなかったからまだ心は日本人なのかな。

まあどうでもいいか。

 

その後、驚いた嫁がやって来たけど悶絶する私を見て爆笑してるし。

これはリアルガチだよ。

マジで笑いごとじゃないからと謎の怒りが込み上げて来たけど、先ずは息子を救出してもらう。1人で起き上がろうとしたけど、マジで動けないので全裸で嫁待ち…

びちょびちょの裸体で座ってる時はシュール過ぎて泣きそうになった。

 

何とか嫁の肩を借りてベッドまで行って体を拭いてもらい下着を履こうとしたら体が曲げられなくて下着が履けないんですけど。もやは息子と同レベルのお荷物ですね…

パンツ履かせて貰って何とか寝転び痛くない姿勢を探りつつ、会社に腰をやってしまったと報告。中国語では「閃到腰」という言い方が一般的らしいという事がわかったけどもう使いたくない言葉だな。

 

翌日目が覚めると、そこまで重症ではなかったのか、1人で起き上がるのはキツイけどなんとか歩ける程度には回復していた。まあ大事を取って病院に向かう事に。

 

病院に着いて腰の状況を説明すると、腰とは全然関係ないが「日本からのワクチン届いたよ、ありがとう」と受付の女性に言われてビックリ!更に感謝の気持ちとして割引もしてくれるとの事だけど、受付嬢はドクターに確認してないし自分で割引分を払ってくれるんじゃないのと思うと特に何もしていない自分は申し訳なくもありとても感慨深かった。今後困っている台湾の方がいたら自分は率先して助けるのが自分の勤めかなとも感じた。こういった正の連鎖って良いよね。

その後、診察時もお医者さんから「ワクチンありがとう」と言われてそんなに感謝されているのかと感じた。きっと読者の方もこんなに感謝されているのは知らないだろうから共有しておこうかな。

 

まあ腰はとんでも無い事になったけど、この件があったから台湾人の人情味のある部分に触れる事が出来たのかと思うとちょっと腰も軽くなったかな。

皆さんも腰はお大事に~

 

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