台中から南投に半日旅行してきました。(紫南宮編)
台湾は旧暦の5月5日が端午節という祝日で4連休だった事もあり、台中から車で1時間程度の南投に行って来ました!
南投というと台湾で一番大きな湖のある日月潭が有名ですが、相変わらずちょっとマイナーな場所が好きなのでガイドブックに載っていないような場所に行ってきたので穴場好きの方の参考にして頂ければと思います。
台湾3大土地公の紫南宮へ
まずは友人の付き添いで南投で有名なお寺である紫南宮へ行く事に。
南投にある紫南宮は200年以上の歴史がある土地公(その土地を守る神様)で、紫南宮から借りたお金で事業を興したら成功するという言い伝えがあったり、お参りすると色々な願望がスムーズにいくと言われている場所なんです。
以前は地元住民の為に貸していたそうですが、噂が広がり台湾全土から多くの人が押し寄せ、身分証や20歳以上などの条件を満たしていれば借りれる事となったそうです。
返す際には少し色を付けて返すようで、人によっては何十倍にして返す人もいるようです。
そのおかげなのか、台湾の寺廟の中でトイレが一番立派と言われており、公衆トイレなのに5つ星とか7つ星トイレと書かれた看板があり、嫁が入ったらビックリして出てきてトイレの中は綺麗で冷房も効いていたそうです。
というわけで台中から車を走らせ約1時間で到着。 結構な外れにあるのですが、駐車場がほぼ満車でびっくり。
まずはお昼を食べていないので腹ごしらえをすることに。
牛肉麺100元(約360円)と台中よりも2割位安いですね。
お腹が満たされてぶらぶら歩きます。
お寺の周りはお店が立ち並んでちょっとした観光地のような雰囲気ですね。こうゆう雰囲気好きです!
観光地のちょっとしたお土産屋さんみたいになってますね。
歩いていくとお寺が近くなって来たのか人も多くなって来ました。
野菜なんかも売ってるんですね。生姜とかサツマイモが沢山並んでました。昭和臭を感じる光景ですね~
おばちゃんにおせんべいの試食を貰いつつぶらぶら歩く。
歩いていくとちょっと作りが雑な鶏に遭遇。紫南宮のシンボルの金鶏ですね。
別の金鶏もいました。こっちはちょっと大き目の金鶏。
穴があったらくぐってしまうのは私だけ?
立派な壁画がありますね。ここでイベントとかやるんでしょうかね?
中華系でよく見るこれ、お金の意味らしいですが、真ん中の丸い玉がくるくる回るようになっていてお金を入れる穴があったのでちょっとだけお賽銭しておきました(笑)
お寺に到着。
お金は借りませんが拜拜(お参り)する事に。
結構な田舎なのに人だらけでした…
お線香に火をつける所もなんか雰囲気ありますね。
お参りしている人が皆お線香持って歩いているので結構危ない。ぶつからないように中へ入って行きます。
お供え物の量が凄い…
黄色いお札みたいなのはお金に見立てた紙錢という物で神様へのお供えですね。
この紙錢を燃やす焼却炉みたいなのがあるお寺もあり、燃やす時は全部の紙に触れないと駄目らしく、一枚一枚少しずつさわりながらと友人に言われて大変な思いをした記憶が蘇りました。
お参りが終わると嫁から「お金返して来る」と言われて聞くと数年前に借りていたらしい…
おいおい適当ですなと思いながら一緒に向かいます。
お金の貸し借りの場所へ到着。
身分証を出すとすぐに調べてくれたので封筒にお金を入れて返還。
「何で借りてたの?」って聞くと
なんとなく運が良くなりそうだからとの事。
そんな気軽にに金借りるなよとちょっと思ったわけなのでした。
借りる所はこんな感じでした。皆さん結構借りるんですね~
借りれる金額は今は最高でも600元位なのでお金に困っているとかでは無く、ゲン担ぎのような意味合いですね。
台湾はお寺が身近な存在なのが日本とはちょっと違うと感じたのでした。
ここの入口にも金鶏います。卵付きなので運気が一番良さそう!
無事に参拝が終わったのですが暑すぎるので帰りがけに素朴なアイスクリーム屋さんへ
一つ10元という南投価格でしたがさっぱりしていて美味しかった。
お寺好きという方は商売繁盛祈願をしたい方は足を運んでみてはどうでしょうか?
こんな感じで大きな目的もなくぶらぶらしながら車で次の目的地『天空の橋』へ向かって行く事に。
施設名称:紫南宮
住所:南投縣竹山鎮大公街40號