【台中観光】タピオカミルクティー発祥地『春水堂創始店』に行って来た!?本当にここが発祥なの?あまり知られていないタピオカミルクティーの起源とは。
タピってるとかタピ飯とか色々と話題を振りまいてくれるタピオカさん。台湾でも日本人が作ったタピオカ麻婆豆腐がSNSで出回って、日本は台湾と中国両方を敵に回したみたいな事が言われてましたよ(笑)
今回はそんなタピオカミルクティーの発祥地の一つと言われている台中の春水堂創始店へ行って来たのでタピオカミルクティーの起源と共に紹介して行きたいと思います。
タピオカミルクティーの起源
起源は1986年頃、台中市にある『春水堂』の林秀慧さんと言う方がお客さんに特別に振る舞っていたのが好評だった為、翌年から本格的に販売を始めたというのが一説です。
もう一つは台南にある『翰林茶館』の涂宗和さんという方が白い粉圓(タピオカ)を見てインスピレーションを感じ、ミルクティーの中に入れた所その食感が良い事を感じ取り、販売を開始したという説です。
この時は白い粉圓(タピオカ)を使用していてその姿形が珍珠(真珠)の様だった為、この名前が使用されたとの事です。
結局、長年に渡って様々な論争が繰り広げられたがどちらかはわからず、真実は2人の社長が知るのみとなってしまったわけです。
『春水堂』は多くの日本人の方が知っているので説明する事も無いと思いますが、『翰林茶館』も台湾では多くの店舗を持ち、桃園空港や九份(キュウフン)といった日本人観光客が良く利用する場所にも店舗もあります。
両方のお店の特徴(個人的な感想)
『春水堂』
どれを頼んでもクオリティーが高い印象。飲茶系の小皿が多く、食事でも良いがちょっとした休憩に立ち寄るのにも適していますね。
個人的なおススメは『珍珠鐵觀音奶茶』!
ミルクティーとは一味違った、鉄観音茶の豊潤な香りが広がり抜群に美味しい。台湾に来たら是非とも飲んで頂きたい師玉の一杯です。
『翰林茶館』
翰林茶館の看板商品の一つに『黑珠白珠落玉杯的熊貓珍奶』というメニューがあります。これは黒い大き目のタピオカと白い小さめのタピオカの両方が楽しめるという飲み物で、黒と白の見た目から熊貓(パンダ)という名前が付けられています。
私も飲んだ事がありますが、黒のタピオカに気を取られ、小さめのタピオカを噛むのが難しく、少し飲むのにてこずった印象があります(笑)
ご飯ものも台湾らしいメニューが揃っており、火鍋から台湾料理の定食や滷味(台湾の煮込み料理)など台湾らしい物が揃っているので食事するには春水堂よりも向いていると思います。
お値段は一般的な台湾レストランから見ると若干お高めで定食類は約300~500元ですが、行く価値はあるお店ですね。
お店に行くなら知っておきたい豆知識
甘さと氷を調整しよう
お茶を頼む時に甘さや氷の量を調整出来ます。個人的には『半糖』『少冰』で頼む事が多いのですが、メニューにチェックを入れた際に右側に書いておけば大丈夫です。
砂糖は『半糖』1/2 『微糖』1/3 『無糖』0 の順で少なくなって行きますのでお好みで。
氷は『少冰』か『微冰』くらいが丁度いいと思いますよ。
1/2 S(シュガー)1/2 I(アイス)のように書いても伝わりますのでこっちの方が楽でいいでのでおススメです。
飲み残しも持ち帰り出来る
台湾の大サイズってでかいんですよね。バカみたいに…
浮かれてラージサイズを頼むと居酒屋のジョッキみたいなタピオカミルクティーが来るので気を付けて下さい(笑)
ですけど、もうお腹いっぱいって時はスタッフに言えばテイクアウトのカップに移してくれるんですよね。台湾らしいサービスですね。
なので、これは飲み切れないって時はテイクアウト用にしてもらい、台湾の街を歩きながら飲む事をおすすめします。
タピオカミルクティー発祥の地に行って来た
台中に住んでいて3年が経ちますが、春水堂創始店に行った事が無いと気づいたので食後に行ってみる事に。
場所は台中火車駅からだとタクシーで10分弱、歩いても約20分位なので観光客の方も行きやすいのではないかと思います。
又、お店の看板には1983年と書いてありますが、タピオカミルクティー起源争いの論争の途中で1983年からだと言い直したとか…
まあ自分からしたらどっちが元祖でもいいので注文する事に。
左はドラゴンフルーツ&マンゴー&ヨーグルトという新商品、右はゴマのミルクティー
夜なのでタピオカは飲まない。カロリーヤバいからね。
タピオカミルクティー発祥地でタピオカを頼まない荒業を披露する。
甘党の私は揚げパンに練乳を付けて食べるやつ。ってかこれもカロリーやばいでしょ!
嫁は好みが全く違うので、鶏の足食べてる。ETの手みたいだけど…
創始店限定メニューがあるよってスタッフに言われたので、1番安い鉄観音茶葉蛋も頼む事に。
お茶の良い香りがしますね。
殻を剥いたらスパイダーマンみたいな感じでしたけど、美味しかったです。
こんな所までしっかり創始店って入ってるし。タピオカミルクティーのオブジェもありましたよ。
タピオカミルクティーの発祥地と言われる春水堂創始店、台中旅行の際には是非立ち寄りたい場所ですね!
又、ここから歩いて5分位の場所に『台中文学館』という穴場スポットもあるので、合わせて行く事をおススメします!
春水堂創始店(台中四維店)
営業時間:8時~22時
年中無休