【台中夜市(ナイトマーケット)】台中の夜市で一番密度が濃い!?『豐原廟東夜市』はB級グルメ天国だった!
豐原とは台中駅から車で40分ほど走らせた場所で、今では機械産業や果物栽培を中心に行っている地域である。
今日はその豐原で一番有名なB級グルメ天国の【豐原廟東夜市】へと行って来たのでご紹介していこう。
廟(ミィアオ)というのは日本で言う寺院に近いものと考えて貰えばわかりやすいと思う。その東にあるので廟東夜市というわけなのです。
その廟というのは【慈済宮】と呼ばれ、200年以上の歴史を持ち、信仰深い台湾人の心の支えとなっているとの事である。慈済宮も夜市と一緒に見て頂きたいスポットの1つなので簡単に紹介させてもらいました。
それでは肝心の夜市はというと、他の夜市と比べて年配の方も多くいらっしゃるというのを感じました。豊原生まれで幼き頃から毎日のようにここで食べて育ったという人も多いのでしょう。豊原の台所的存在なのでしょう。
ここは夜市といっても朝10時からやっているので、自分はなるべく空いている時間の昼の3時位に来たのでお昼でも台湾の夜市気分は味わえるのが良いところですね。
夜市内のお店は昼休憩があり、時間もバラバラなのですが、3時半位にはほとんどの店の休憩は終わっているので、自分的にはこの時間に来るのがベストですね。
ちなみにこの夜市は100mほどのの細い路地で、大きな夜市ではないですが小さい地域の中に台湾の味や、懐かしさがぎゅっと詰まっているといったイメージです。
というわけで細い路地を歩いて行きます。本当に狭く、お店も小規模な物が多いですが、日本のガード下のどこか哀愁を感じるようなお店のような感覚がありますね。
1.日本人好みの味の大人気店【清水排骨麵】へ
まずは自分の大好きな【清水排骨麵】で排骨麵を頂きます。この時間でも並んでいて、5分位ですが待ちましたね。
こんな感じでスタッフが排骨を必死に詰めてます。
ここの排骨は軟骨まで食べれるので、美味しいですね。味付けも日本人が好きな味なので必食のお店ですね。ただし麺はちょっと台湾人好みなので、そこは台湾を味わって下さい。
2人で1杯を食べて夜市巡り継続です。台湾だと1杯をシェアするのは結構普通ですね。
2.フカヒレスープが60元!?行列の人気店【廟東清蒸蝦仁肉圓】へ
ここは清蒸蝦仁肉圓(おもちみたいな皮のシュウマイ)と干貝魚翅羹(貝柱フカヒレスープ)が食べれる大人気店ですね。
夜市の入口にあるので、見逃すことは無いと思いますがいっつも並んでいますね。テイクアウトも引っ切り無しに来ますし、すごい繁盛ぶりです。
その理由は清蒸蝦仁肉圓というエビが中にはいったもちもちプルプルの皮のシューマイのような食べ物ですね。台湾では結構有名な肉圓(バーワン)の少し小さめサイズなのですが、これも必食ですね。
加えてフカヒレと貝柱のスープが60元(約220円)という驚きの値段で売られていますね。
自分もこのフカヒレが本物なのか気になって地元が豊原の台湾の友人2人に聞いたのですが、1対1で意見は分かれています。
まあ美味しければいいんですけどね。
というわけでフカヒレスープ登場。
貝柱はちっちゃいのが下に埋まってます。
フカヒレは結構入っていますが、どれも同じ長さで立派なので自分も本当なのかなと疑ってしまいましたが結局自分の舌ではわかりませんでした。
清蒸蝦仁肉圓登場。画像はちょっと汚い感じになってしまいましたが、この味は本当においしかったですよ。
3.廟東夜市で一番有名!デザートやおみやげに【菱角酥】を
菱角というのは日本語ではヒシの実と呼ばれますが、日本では正直見かけた事はありませんね。
見た目は強烈で、マレフィセントだったりちょび髭だったりと一見食べ物には見えません。
その中身の白い部分食べるんですね。
なので菱の実に衣をつけて揚げたのが菱角酥という事になりますね。お店はフカヒレスープのお店の反対側にあるお店が大人気ですね。
今回は買わなかったのですが、これも一度は食べてみるべきですね。
自分の食べた印象は、栗のようでもあり、若干シャキっとしたような触感もあり不思議な食べ物でした。
がっつり甘い方が好きな私にはちょっとといった感じでしたが、甘い物があまり得意ではないという方にはいいかもしれませんね。
という事で今回は【豐原廟東夜市】へ行ってきましたが、昔ながらの台湾感満点という感じでしたね。
台北のような台湾ではなく、リアル台湾を体感したい方にはお勧めですので是非一度足を運んでみて下さい。
豐原廟東夜市
営業時間 10:00~23:00
定休日:無し(不定)