【台湾生活】10月の振り返り(前編)
コロナも落ち着いて街の活気が戻って来た台湾。
それでもマスク着用は必須で、お店に入る際は実名登録が必要などは継続中だが、お出掛け好きな台湾人は国内旅行の人数が増え、人気の観光地は以前に増して人でごった返している。
ゼロコロナが目標の台湾では海外からの入国に対してはまだまだ厳しく、来年の旧正月の際は若干の緩和がされるとの事だが、それでも最低10日間のホテル隔離が必須との事なので日本に帰れるのはまだ時間がかかりそうだなと思っている。
まあネガティブになっていても仕方が無いし、家に籠っていても気分が落ち込むので、今を楽しむべく休日は息子を連れて近場で楽しんでいた。
そんな台湾で過ごした先月を振り返っていこう。
5倍券やその他チケットでちょっと潤う
台湾のコロナ対策として、2020年に最初に実施された政策で、当初は1000元を支払うと3000元(約1万2千円)分のチケットが貰えた為に3倍券という名称だった。今回は1人5000元(約2万円)が貰えるので5倍券なんですが、今回は1000元を政府が負担してくれるので実質5000元まるまる補助となるのでこれはありがたい。
5倍券はスーパー、飲食店、ホテル、コンビニ等台湾のほとんどの所で使えるので使い勝手が良いし。又、使用期限が来年の4月30までと決まっているので貯金されることがなくて、経済が回るので良い施策だなと思う。ただ外国人労働者(永住権の無い)が貰えないのはちょっと可哀そうかな。
我が家では土日にちょっと美味しい物を食べたり、旅行だったり、息子の洋服やおもちゃなどに使う予定。
5倍券の他にも政府指定のサイトに登録すると国内旅行券や芸術券などのチケットの抽選に参加が出来、こちらも国内経済活性化に一役買っている。
ちなみに我が家は国内旅行券(1000元×2)と映画や芸術系のチケット(500元×1)とスポーツ関係のチケット(500元×1)が当たったのでとりあえず寒くなる前に旅行に行こうかな!
ダンボールレストランという一見ヤバそうなお店へ
大坑(ダーカン)という台中市内から車で30分位の所にある山登りのスポット近くの大坑─紙箱王創意園區というレストランへ。
ここのウリは色々な物が段ボールや紙で作られていて、子供から大人までが楽しめる空間だ。段ボールと聞くと大丈夫?と思ってしまうかもしれないが、大人の方がが夢中になってしまうようなクオリティーなので安心して欲しい。
又、系列店は台中市内にもお店はあるのけど、大坑店が規模的にも大きく楽しめるので断然おススメ。
それでは見てどんな感じなのか見て行きましょう!
紙インコも結構リアルに出来ている。
ピサの斜塔とか世界の名所のミニチュア版を見ながら進んで行く
ダンボール汽車の出来もいいですな
ダンボール電車に乗って敷地内一周出来るのでご飯食べた後に乗った。(5分位だけど)
雰囲気あって良いですね。
芸術作品とダンボールのコラボもなんか味がある。
レストランにあった洋服棚?も結構作りが細かい!
と色々見て回った後に入場券にレストランのクーポンが付いているので軽く食事をすることに。
ベビーチェアもダンボールで作られててちょっと怖いけど、東京オリンピックのベッドもダンボールだったし大丈夫だよなという事で座らせる。
火鍋も紙のお鍋。味は普通OF普通。3人で1つの鍋をつつく。
お土産屋も面白い。堂々と台湾のメーカーをパクった紙で出来たオルゴール。
台湾生活をしていれば見た事があると思うが、知らない人からしたらなんだこれって感じでしょうな。
スーパーサイヤ人がいるで。
という訳でなかなか楽しめるレストランでした。
鳥の丸焼きがバカ旨いお店へ
ダンボールレストランで軽くご飯を食べて、ぶらぶらしてまた飯を食べる。
台湾女性と付き合うと分かるが、女性のお腹を空かせると駄目という台湾ルールがあるので早めに嫁の胃袋を満たす事に。台湾女性は日本人女性の3倍位食べると思う。
お店は大坑にあり東山棧甕缸雞という名前。甕缸雞という難しい漢字で何かよくわからないと思いますが、土窯でじっくり焼いた鳥って事ですね。(たぶんね)
ここは2020年にミシュランビブグルマンに推薦されてお店との事で、名前の通り鳥の丸焼きがおススメ。
注文は一羽からと量が心配だったけど、嫁が「1人で一羽いけるから大丈夫」との事で丸焼きと他にもろもろ注文する事に。
嫁は実家にいた時は1人で一羽食ってたらしい。どんだけだ。
トイレに行って手を洗っているとすぐに鳥がテーブルに運ばれた。
丸焼きドーン、軍手を渡されて鳥は自分で取り分けるらしい。ハードル高いな。
しかも鳥さんは顔つきだし、キツイなと思うがやるしかない。
まあスタッフに頼めばやってくれると思いますが、ここは男らしくね。
頑張って取り分けた鳥さん。足が怖いよ。ビニールの手袋を付けてかぶりつく。
味は余計な事は一切していなく、皮はパリパリで身はジューシーでこれは美味しい!
胸肉の部分は若干パサつくけど、鶏油が付いてくるのでそれを掛けて食べると美味しく食べれるのもグッド。
他に頼んだ料理も量が結構あり、鳥は食べ切ったけど他の物はテイクアウト。大勢で行った方がいいお店でしたが、友人連れてまた行きたいお店ですな。
台湾で日本の友人全然いないんですけどね…
皆日本に帰ってしまったので、寂しいですな。
ローゼル茶作り初挑戦
市場をぶらついている時に見かけたので値段を聞いたら意外と安いので買ってみる事に。
台湾のドリンクスタンドでは大体売っているローゼル茶作りに挑戦しようかと(煮るだけだし)。
ちなみに中国語だとローゼルは洛神花と言いますね。
このお鍋の中の量で40元(約160円)でした。見えないですね。。。
買う時に初めて知ったんですが、ローゼルの中にはこんな緑の実みたいなやつが入ってるんですね。
お店の人にこれも10分位煮て、煮出した水を冷やすとゼリーみたいになって食べれるよと言われたので試してみるも。味見の時点で渋すぎてこちらは断念。
ローゼルの花の方の出来たがった綺麗な赤いお茶の写真を撮り忘れるという失態はしましたが、ハチミツを入れて少し甘くすると美味しく飲めました~
こんな台湾での日常でした
中編へ続く~