台湾人の苗字&名前ランキングを見ながら子供の名前を考えてみる
台湾で暮らしていると思うのが、知り合いを苗字で呼ぶ事はほぼ無いという事があります。
※本当に顔知ってるだけとかビジネスの関係だと苗字で呼びますが
仕事でも同僚を苗字で呼ぶ事は自分の会社では無いですし(私は苗字の方がわかりやすいので苗字で呼ばれます)基本的には下の名前かイングリッシュネームで呼ぶのが普通なんですよね。
理由としては単純で苗字が被るからっていうのが一番。
台湾の苗字の総数はおよそ1500個。対して日本は約30万種類以上と圧倒的な差がありますから台湾の苗字少ないですよね。
日本の場合は同じ漢字で読み方が違うなどもありますが、台湾はそれが無いので少なくはなりますがそれにしても日本の苗字の多すぎ。。。
それでは台湾ではどのような苗字と名前が多いのか見て行きましょう。
台湾での苗字ランキング
台湾では苗字ランキングの第1~10位までを合計すると台湾人口の約52%という事で上記で述べたように同じ苗字の人がかなり多いんですよね。
日本と比較するとわかりやすいですが、日本は苗字ランキングの第1~10位までを合計しても人口の約1割と言えば台湾の苗字被り率の高さがわかるでしょう。
台湾の苗字ランキングのベスト10がこちらになります。
陳、林、黃、張、李、王、吳、劉、蔡、楊
見事1位に輝いた『陳』さんは人口の約11パーセントとの事。日本最高位の佐藤さんでも比率で言えば2%行かない位ですから、まあ陳さんの圧倒的勝利ですね。
なのでもしかしたら地域によってはクラスに陳さんが10人位いるとかあるかもしれませんね。
最近では上記以外の苗字の人に出会うとちょっと珍しいなと思う位なので日本のように苗字を覚えるという作業は多くないのでまあ楽は楽なんですけどね。
その分会社などでは全員を名前で憶えなきゃいけないから逆に大変だったりもします。。。
他には珍しい苗字だと
瓜、娘、鈔、胖、酸、苦といった苗字などもあるそうですが、今の所こういった名前の方に会った事は無いですね。
これらの苗字はちょっと可哀そうな感じですので、結婚の際に女性側の苗字に変えてしまったりするのではないでしょうか?
台湾の名前ランキング
2018年のランキングによると男性だと『家豪』(1萬4208人)『志明』(1萬3375人)『俊傑』(1萬2587人)の順で人数が多いとの事です。
4位以降は『建宏』『俊宏』『志豪』『志偉』『文雄』『金龍』『志強』との事です。
2位の志明は五月天のヒット曲『志明與春嬌』の影響もあるのかなと思ってしまいますね、3位の俊傑は台湾、中国でも大人気のシンガポール歌手の林俊傑が好きという世代が取ったのかなとも思えますね、日本と同じく芸能人などの影響も大きいのかもしれないですね。
金龍とかムービースターみたいな名前ですけど、イカツ過ぎますよね。
女性だと『淑芬』(3萬1923人)『淑惠』(2萬9947人)『美玲』(2萬7355人)の順番で人数が多いそうで男性よりも比率が高い結果となってますね。
4位以降は『雅婷』『美惠』『麗華』『淑娟』『淑貞』『怡君』『淑華』
淑の字は善良、おしとやか、美しい、やさしい等の意味がある素敵な漢字ですが、日本ではあまり見かけない漢字ですよね。
台湾では結構使われる漢字なんですね、個人的には30代以降の女性の多い気がしますね。
逆に3位の美玲なんて日本人にも多そうな可愛らしい名前だと思うので台湾人の名前を選ぶセンスはわからないですね。
菜市場名(野菜市場の名前)と人気の漢字
上記で述べたようなよく見かける名前を台湾では『菜市場名』と呼びます。
理由は単純で市場でその名前を読んだら何人も振り向くという位普通の名前なのでこう呼ばれているんですね。
ちょっと可哀そうですけどね。。。
まあ自分の子供が菜市場名と呼ばれないようにしっかり考えないとなと思うわけなんですね。
結局決められない
台湾のランキング見ても何かピンと来なかったんですけど。
この文字がカッコ良いとかそういう物の感じ方って同じ漢字を使う国でも結構違うものなんですよね、不思議。。。
もう開き直って台湾の事は考えずにつけようかなと思ってます。
日本名は日本らしく、中国語名は中国語っぽくで2つ考えてもいいですしね。
あ~どうしよ~