【台中火鍋】台中で1番人気軽井沢系列の2代目火鍋店『拾七』のレビュー
台湾で暮らしていると何かと野菜不足に陥りがちなんですよね。台湾料理は茶色いものばっかりなので。
というわけで週に1.2回は鍋を食べに行って野菜を補給しているのですが、今回は台中の人気店軽井沢の系列店の鍋屋さん『拾七』のご紹介です。
『軽井沢』という火鍋屋は聞いた事あるけど『拾七』は聞いた事は無いという方も多いのでは?軽井沢はお鍋の系列店があり『拾七』と『湯棧』という名前のお店も展開しています。
個人的には『軽井沢』よりも『拾七』か『湯棧』の方が台湾らしい鍋があるのでおすすめです。
又、『湯棧』では麻油火鍋(マーヨウ)と焼酎火鍋というちょっと癖の強めの鍋を提供しており、この『拾七』では石頭火鍋という鍋が売りとなっています。
『拾七』の看板商品の石頭火鍋は、簡単に言えば韓国の石焼きビビンバで使うような素材で作られた鍋を使っていると言う事です。
台湾で石頭火鍋はお店によって違いますが、出汁を入れる前に鍋の中で野菜やお肉を軽く炒めてから出汁を注ぐというスタイルが多いです。『拾七』ではそのスタイルでは無いのですが特製の出汁は旨いですよ!
そして『拾七』の鍋は日本の岩手県の南部鉄器を使用しており、石頭火鍋の香りを引き立てるとの事です。
それではお店を見て行きましょう。
軽井沢系列だけあって外観も立派ですが、縄はプラスチックか何かで上手く作られた偽物です。。。
中に入ると証明は暗めでムードがあり、日本の物か台湾の物かはわかりませんが綺麗に飾ってあります。
入口付近では野菜を買う事も出来るらしく、新鮮な野菜を使っている事がアピールされてますね。
座席は半個室タイプが多いですが仕切りが付いていない場所もあります。
メニューはこんな感じで辛いのが好きな人は麻辣でも良いですが、個人的には石頭火鍋一択ですね。
値段は日本円で1000円~1500円程度とお財布にも優しいのが嬉しい。
軽井沢グループはメニューにチェックを入れるだけなので注文も簡単でいいですね。
チェックした紙をカウンターに持って行って支払いを済ませればOKです。
今回は夜食を食べに行ったので嫁と2人で一つの鍋を頼む事に。台湾人ぽいかな。
滑嫩雞柳石頭火鍋(柔らか鳥の石鍋)と培根牛肉+蝦子(エビ)と鴨血とライスを注文。合計で500元(約1800円)いかない位ですね。
ライスは鍋を頼めば付いてきますし、紅茶と食後のリンゴ酢のスムージも無料です。
それでは実食!
まずはチョコプリンから。
つまらないボケはやめて鴨血ですね。ここのお店の鴨血は味もしっかり染み込んでいておいしいです。
続いて野菜などが運ばれて来ます、少し多めに見えますが意外とペロッといけてしまいます。
白菜では無くキャベツなのが台湾っぽいですね。
右下の黒い四角いやつは米血糕といい、豚の血ともち米と醤油などから出来ています。英語だとPig Blood Cakeらしいです。名前と見た目はいまいちですが、食べるとお餅みたいで美味しいのでチャレンジして欲しい一品ですね。
南部鉄器で作られた鍋が到着。
中はたっぷりの玉ねぎと刻まれたニンニクや鶏肉で食欲をそそる香りが爆発です!
鍋に具材を入れてつけダレを取りに行って来ます。
タレはさっぱり系にしてネギと大根おろしメインです。
鶏肉は柔らかくて美味しかった!牛とエビは合わせて119元(約400円)なので安いですね。この119元のセットは季節によって内容が変わるようです。
この環境でこれだけ食べて1800円なら毎日行列なのも納得ですね。デートでも家族連れでも出張の際などでも使える、便利なお店ですね。
ただ夜中以外はいつも行列しているので食事時に行く方は予約は必須ですよ!
店舗詳細
店名:拾七石頭火鍋
住所:台中市南屯區永春東七路855號
電話:(04)2386-2147
營業時間:11:00~2:00
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