【台中観光】台中から車で1時間弱の苗栗の秘境『龍騰斷橋』はラピュタのような世界観を感じられる場所だった。
まず台中観光と書いてありますが、今回行った『龍騰斷橋』は苗栗縣(ミャオリー)の三義という場所なのであしからず。台中から1時間以内なのでいいかなという事で。
台中市内からは車で1時間弱となりますが、山の中の辺りなので行きたい方はタクシーのチャーターが必要かと思います。
又、台中の后里という場所が近いので、后里の観光地も合わせて行くといいですね。
后里には『中社觀光花市』というインスタ映えする花のスポットや『后里鐵馬道』というサイクリングロードも最高に気持ちが良いスポットがあります。后里駅前のレンタサイクルで自転車を借りると楽しめますよ!
今回は『中社觀光花市』でBBQをしてからその後に『龍騰斷橋』へ向かう事に。
途中からは何もない山道を車で走っていく事になりちょっと不安でしたが、何とか無事に到着。
苗栗の夕焼け、木が道路側にはみ出して来ててヘルメットみたいで可愛い。
『龍騰斷橋』とは
以前は『魚藤坪斷橋』とも呼ばれていたが、名前の響きがあまり良くなかったせいか、戦後『龍騰斷橋』と呼ばれるようになっていったそうです。
日本統治時代の1907年に完成し、渓谷を超える縦断鉄道として利用されていたのですが、1935年に発生した大地震の影響で崩壊してしまいます。
桟橋は鉄筋やセメントなどを一切使用せずに赤レンガと花崗岩のみで作られているのも見どころの一つであり、日本政府がこのような地域にも積極的に開発を行っていたという事が台湾人にも伝わり、今の日本と台湾の関係があるように感じさせられる。
更に1999年の地震にて更に1部が崩落してしまいますが、今では「九二一震災紀念物」として保護されています。
舊山線には「勝興車站」という駅があり、これも日本統治時代の趣が感じられる場所でありこの駅と『龍騰斷橋』が二大観光名所となっています。
2018年から開始した線路の上を走れる『rail bike』もおススメ!
もう一つの楽しみ方は【舊山線鐵道自行車Rail Bike】という去年から開始した線路の上を自転車のような4人乗りの可愛い電車で走るタイプですね。
上の写真のに写っているような感じで山の中を走って行けます!
正直『龍騰斷橋』に行くまでは【舊山線鐵道自行車Rail Bike】の存在を知らなかったのですが、『龍騰斷橋』について高台の線路で自転車に乗っている人を見てこれは絶対乗りたいと思って駐車場のおじさんに聞いた所ネットでの予約制との事で今回は乗れず…
帰ってから早速予約しました(笑)
予約はここから出来ます。コースが3つあるので、コースと日にちを選べば大丈夫ですね。
所要時間は90分程度、金額は1人275元。
後は7歳以上110㎝以上とかの決まりもあります。
詳しくは後日ブログにて書かせて頂きます。
こんな感じの線路の上の山道を走る事が出来るそうです!
『龍騰斷橋』を見た感想
レンガで作られた桟橋から緑がの木や草が出てきている光景は生命の力強さを感じさせられ、夕日と合わせてみると絶景です。
コンクリや鉄では無いというのも、昔の方の知恵や努力を感じさせられます。
景色だけでなく、歴史の背景も合わせてみるとなんだか感慨深いものがありますね。日本統治時代に作られた建築物を後世に残るように保護するように取り組んでいるというのも何か不思議な感じがします。
『龍騰斷橋』付近は線路や数件のお店がありますが、山の中といった感じで30分~1時間程度あれば十分でしょう。
「勝興車站」からrailbikeで往復するというのが一番楽しめると思います。
売店がちらほら、飲み物や軽食などが買えますね。
結構な山の中なのでバナナとか柚子もなってました。
それでは10月にRail Bikeの予約して乗って来る予定なので、行って来たらまた報告します。
詳細
地名:龍騰斷橋
住所:苗栗縣三義鄉龍騰村9-5號
営業時間:24時間