【台湾移住】台湾に住んでいて一番嫌な事は数カ月に1度起きる地獄絵図のような事である。
台中で生活していると体感であるが2~3カ月に1度最悪な日が訪れる。
昨日がそれであったのだが、台中に住んで約3年経つのだが、どうしても慣れる事が出来ない現状なので語っていきたい。
まずはその元凶ある台湾のゴキブリ事情について書いていこう。
書いている本人が気持ち悪いので、ゴキブリ嫌いな人は読まないで頂きたい。
台中のゴキブリ事情
台湾は正直ゴキブリ(以下Gと呼ぶ)が多い。雨の日の後などが多いのだが恐らく下水からGが出て来る事があるし、夜市や菜市場と呼ばれる一般市民が食べにいくようなお店でも見かける事はある。
外食文化が盛んで、一年中気温の高い台湾なので仕方が無いとも言えるのであるが…
最悪な思い出
台湾に来てまだ間もない頃は外国人が多く住むような割と高級なマンションに住んでいた。
ジムや公共浴場、屋外に小さなプールがあるような少しリッチな感じだ。といっても家賃は日本円で5~6万円前後であった。
住んでいた部屋は8階であったが、前の住人のせいなのか住み始めた頃からすごい小さなGを頻繁に見かけた。
正直Gが大嫌いな私はGを退治する為に部屋の至る所に日本製のG駆除用の薬を置いて対抗したが、それでも完全には退治する事は出来ていない状況であった。
そんなある日、朝起きて久しぶりにコーヒーでも飲もうかなと思って寝ぼけまなこでビンに入っているインスタントコーヒーのフタを開けようとした時…
「ええぇぇぇ!?インスタントコーヒーが動いている!!??」
フタがしっかり閉まっていなかったのだろうか、こっそり入り込み繁殖したのだろうか、中に小さなGらしきものが多数うごめいていた。
もはやビンを直視する事も出来ずに、ビニールに包んですぐに捨てにいった。
捨てに行く際は寒気が止まらなかった…
それからはインスタントコーヒーは買っていないし、飲んでもいない。
今思い出しても鳥肌が立つ出来事だった。
夜市で震えた
夜市でも一度震える思いをした事がある。それは靴屋でクロックスのようなサンダルを見ている時だった。
外に飾ってあるサンダルを見て、ちょっといいなーと思い履いてみる事に。
イスに座ってサンダルを斜めにすると、黒い物体がするするっと滑って来た。
干からびたGの死骸だった…
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
と訳のわからない声をあげて、サンダルから手を放しダッシュで店を後にした。
鳥肌が止まらず、それからは夜市で靴を買うのもちょっと考えるようになってしまった。
お店には申し訳ないけど自分には耐えられなかったので勘弁してほしい。
最悪な日とはいったい
最悪な日は約2~3カ月に1度訪れる。聞いた話によると台中では数カ月に一度Gを退治する台中市が行っているのだろうか消毒が行われるとの事。
消毒が行われるとどうなるのか。
Gは苦しがって下水から道路に飛び出してきてもがいた末に天に帰るのである。
ご察しの通り道路はG祭りとなるわけである。小さいGから大きなGまで種類も様々。しかもGは天に帰る際に何故か仰向けとなるのである。
自分の一番苦手なあの足とお腹の部分が丸見えで、道端に多数転がっている。
それはもう地獄絵図である。
昨日は丁度消毒の日だったらしく、昼食を買いに行った際に往復10分間くらいの道のりで冗談抜きで50匹近くのGの死骸を目撃した。
まだちょっと動いているのもいて、正直何も食べたくなくなった…
食事後に家を出てカフェに行った際はもっとひどかった。
カフェで持ち帰りのコーヒーを買った私が店を出ると、事件は発生。
私の足の傍を黒い塊が通過した…
心臓がドキっとして慌てて回りを見渡すと、その場所では丁度消毒が行われていたのだろうか、3匹位のかなりでかいGがもがき苦しみ高速で走り回っているではないか!?
Gはとんでもないスピードで走りまわり、壁にぶつかり転げまわりといった感じで半端ない。
動かないGならまだなんとかなるが、暴れまわる巨大な3匹のGを前に私は戦慄し凍り付いたのだった。
まとめ
そんな訳で消毒があったであろう昨日は一日中Gの残骸を目にするという最悪の休日を過ごす事となった。
台湾の人も自分の家の前とか、店の前くらい掃除してくれればいいのにと思う。
なぜこんな事を書いたかというと、台湾のリアルを伝えたかったし、台湾に住むというのはこういったリスクもあるという事は知っていて欲しいからなので勘弁して頂きたい。。
ちなみに現在住んでいる場所ではGは出現した事は無い。場所によって多い少ないはあるだろうが、兎に角部屋の中にゴミや食べ残しは置かないという事を徹底するべきである。
この文章を書いていても気分が悪くなった。