【台中観光】台中に来たら絶対に行くべき『鹿港』の老街(オールドストリート)!在台者が行った半日旅行モデルコースを紹介!
台湾は端午節で3連休という事で半日の旅行に行く事に!目的地は今回で2回目となる彰化縣の『鹿港』という場所。
台北の九份、台中の鹿港と言っていいだろうか。老街(オールドストリート)という昔ながらの街並みを楽しめたり、数多くの寺廟が存在し古き良き台湾を感じられる何とも味のあるスポットなのである。
勝手に鹿港を台中と言ってしまったら怒られるかもしれないが、台中から1時間程度なので許していただきたい。
個人的には九份よりも好きなのである!
もう一つの理由は5/25~6/30まで行われている『鹿港光影饗宴』という1200個以上のランタン?提灯?がいっぱい飾られるというイベントがあるから見てみたかったというのもあります。
ドラゴンボートのイベント同時開催していましたが、今回はランタンと老街をメインに見に行く事に。
- 台中から原付で向かう(13時出発)
- 台北や台中駅からバスで行く場合
- 彰化にある有名な海鮮のお店『盅龐水餐』で遅めの昼食を(13:30)
- 鹿街老街(オールドストリート)ぶら付き開始(14:30)
- 老街を抜けて鹿港の街ぶら開始(15:30)
- 老街付近の『桂花巷藝術村』へ(16:00)
- 鹿街の穴場スポット『摸乳巷』へ(16:30~)
- 台北での有名な寺廟の龍山寺へ(17:00~)
- 老街まで戻って小腹を満たす事に(17:30~)
- ゆっくり見たかった『桂花巷藝術村』へ戻る(18:30~)
- 台中へ戻る(19:30~)
台中から原付で向かう(13時出発)
Googleマップ上では約1時間との事。気温が35度を超える中、原付2ケツで鹿港まで向かう事に。
本来なら車で行く方がいいのですが、イベント中で駐車場に停められない危険性がある為にこの選択で。
台北や台中駅からバスで行く場合
台北から直行便(約3時間40分)
統聯客運の1652線で台北轉運站~鹿港
乗車時間は3時間40分という事で、個人的には台中に一泊して行く方が良いかと。
どうしても行きたい方はこのバスで行くのがいいですね。
台中火車駅から直行便(約1時間)
【中鹿客運】の9018線で台中火車駅~鹿港
SOGOや朝馬などからも乗れるようなので、ホテルによって乗る場所を変えるといいですね。
他のバスだと停車駅が多いので結構な時間がかかってしまうので紹介はしません。
タクシーで行った場合
自分で乗ったわけでは無いので確かな金額では無いのですが、約700元前後との事。高速の乗ったりで結構な値段となりますね。
問題は帰りのタクシーを見つけられるかが微妙なのでそこまでおススメは出来ません。
往復1500元近く払うのなら1日チャーターしてしまった方が良いと思いますね。
彰化にある有名な海鮮のお店『盅龐水餐』で遅めの昼食を(13:30)
台湾のテレビでも紹介されていた事のある、海鮮で有名なお店『盅龐水餐』で遅めのお昼を食べる事に。
黒マグロという言葉に惹かれて鉄火丼と黒マグロのカマをまずは注文、嫁は海鮮うどんと焼き牡蠣とエビの塩焼きを注文。
結構がっつり食べる事になるけど鹿港行った後に食べれるのだろうか…
牡蠣が安くて美味しい!マグロも台湾ではおいしい方。値段は台中と比べて全然安いという事で機会があればまた来たいお店にランクインですね。
『盅龐水餐』
営業時間 9:00~22:00
年中無休
鹿街老街(オールドストリート)ぶら付き開始(14:30)
田舎道を走って30分程、ネットではこの時季の鹿港は人で溢れてると書いてあるけど、本当なのかなと思うくらい車も多くないし、人もいない道を走る。
少し街っぽくなって来たと思ったら鹿港に到着!
老街のすぐそばに原付を止めて街ブラ開始!
老街に入ってビックリ!どっから来たんですか!?っていう位の人の量にビビる…
老街の中の建物は伝統的な感じでレンガ造りのような建築物が多く、昔ながらの台湾を感じられる事は間違いない。
お店の数も結構多く、見ごたえはあるの。歩いているだけでも楽しめる台湾の京都という感じの街である。
『鹿港老街』
営業時間 10:00~18:00
老街を抜けて鹿港の街ぶら開始(15:30)
老街を抜けると台湾の地元の商店街といった感じで、ここでも色々な物が売られている。
老街を囲むようにお店や観光ポイントがあるのも歩きやすくて良いポイントだ。
当日は端午節のイベントだったせいか、上記写真にある関羽のようなものが練り歩いたり、刺激的な若い女性が車の上で踊ったりしていた。
この道を進んでいくと『天后宮』という大きな寺廟があり、その付近に牡蠣オムレツなどが食べれるレストランが多数あるので、食事をするならこの辺りがおすすめである。
引き続き街をぶらついていたが、半端ない暑さ(約35℃)と人込みにやられて、快適そうな電動自転車に乗ってで涼もうという事に。
人の良さそうなおじちゃんに声を掛けて値段を聞くと1人30分で100元(約360円)との事。2人なので30分200元。
浅草の人力車の1/10の値段だぜ!と思い即決で乗りますと言って涼みながら観光する事に。
このガイドが思わぬヒット!
観光スポットについて地元のおっちゃんが説明してくれるし、スポットに付いたら歩いて見学してその間は待っていてくれる。
しかも先回りして出口で待っていてくれるというホスピタリティー満点のサービス。
さすがに説明は中国語だけど、そこは勘弁してあげて下さい。
老街付近の『桂花巷藝術村』へ(16:00)
まだ老街しか行っていないとおじちゃんに伝えたら『鹿港芸術村』という場所へ連れて行ってくれた。
おじちゃんの話によるとここは日本統治時代の日本の警察宿舎だったとか。
今はイベント時季で提灯が沢山飾られていて、夜になるとライトが付きさらに良い雰囲気になりますよ。イベントは6/30までだとか。
ここにある建物や宿舎は綺麗にリノベーションされていて懐かしさと新しさが混在した素敵な空間である。
DIYのお店が数多くありコマやらセンスやら色々な物が自作出来るので興味がある方は一件ずつ回ってみるのも面白いだろう。
おじちゃんを待たせているので軽く見て次の目的地へ。
『桂花巷芸術村』
鹿街の穴場スポット『摸乳巷』へ(16:30~)
写真を見てわかるようにめっちゃ細い路地です。
名前は『摸乳巷』というのですが由来が想像出来ますか?
中国語で摸(触る)乳(胸)といえばわかると思いますが、あまりにも細い路地の為、男女がすれ違う時の簡単に女性の胸に触れられるからこういった名前になったとかならないとか。
背中を向けてすれ違えばそんな事ないのにと思ってしまうひねくれ者の自分がいる…
おじちゃんの話では夜にここを女性が通る際はどうなるかわからにみたいな事を言っていた。まあ、どの国でもどの時代でも男性がスケベなのは間違いない。
意外と知られていない穴場スポット!
台北での有名な寺廟の龍山寺へ(17:00~)
台北の人気観光地として知られている『龍山寺』は台湾に全部で5つあるとの事。その中で一番大きいのがここ鹿港の龍山寺だそうだ。
ここ鹿港の龍山寺は台湾の大地震の際に結構な被害を受け、政府から約2億元の費用で修復されたらしい。
神社と言えば、この小さな鹿港の街の中には297個の寺廟があるとの事で町中が寺廟だらけだそうだ。
なお今でも寺廟は増え続けているらしく、300を超えているかもしれないとの事だった。
減るのではなく今でも増え続けているという事実に驚かされた。
そんな話を聞いているとおじちゃんが『龍山寺』でのおススメの写真の撮り方を教えてくれるという事で言われた通りにすると画像の右下の写真を撮ってくれた。
どうやら太陰大極図(白と黒のマークのやつ)らしい。
粋なサービスだぜ!
老街まで戻って小腹を満たす事に(17:30~)
ガイド終了の時間が迫って来たので、老街付近まで戻ってもらう事に。
帰りながらも、提灯を作っている伝統的なお店に寄ってくれたり、『媽祖廟』や『鹿港民俗文物館』などの観光スポットも回ってくれた!
最後にはおススメの飲食店も教えてくれて、おじちゃんは最高のガイドだった!
という訳でおじちゃんにお礼を言って別れた後に天后宮付近にあるおじちゃんおススメの店で軽く腹ごしらえをする事に。
ここでは蚵仔煎(牡蠣オムレツ)と牡蠣スープを注文。今日は牡蠣ばっかり食べている気がする。
食べ終わって街をぶらつくとタピオカ黒糖ミルクを発見。暑さのせいか無性に飲みたくなりタピる。50元でこの大きさ、タピオカが多すぎてタピ残しをしてしまう。
ゆっくり見たかった『桂花巷藝術村』へ戻る(18:30~)
18時から提灯のライトが付くという事もあり、先ほどはささっと見て回った『桂花巷藝術村』へ行く事に。夕方18時でもまだ明るいのでもう少し暗くなった方がいい感じなのだろうけどそれでもいい雰囲気だった。
個性的なリノベーションされたお店を回って行く。
その後は老街の回っていなかった部分を見ながら駐車場所まで戻る事に。
台中へ戻る(19:30~)
途中で小さな夜市を発見して、寄ったりしつつ21時前に帰宅。
全身ベトベトでシャワーをすぐ浴びたい感じだけど、何とも楽しい一日でした。
鹿港は本当におススメのスポットなので、台中旅行の際は是非とも寄ってみて下さいね!