【台中生活】Taichung Life

台湾の台中での日常生活のあれこれを書いてます。

台湾でオーバーステイしてしまい、再度日本でビザを申請して台湾に戻って来た話

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【オーバーステイする前に】

私は台湾で語学勉強の為に行っていたので、学生ビザを申請して台湾に滞在していました。学生ビザの期限は通っている学校によって異なり、学費を払った期間分のみ滞在可能というのが一般的だ。

※学費を払っても出席日数を満たしていないと、次回以降は学校から証明書が貰えない

 学生ビザの期限は把握していて、台湾での就職を考えていた為一次日本に帰国したのであった。

日本に一週間程滞在し、台湾へ帰国したのに…

 これだけ見るとオーバーステイするわけがないと思うのだが、なぜ起きてしまったのか…

 

【完全なうっかりミス】

台湾帰国後に台湾人の彼女との結婚を考えていたために彼女の親戚が住む、香港へ飛ぶ。台湾に帰国後2週間前後しか経っていなかった。

香港へ行く当日、台湾の空港の受付へ行くとスタッフの顔が曇る。

自分は訳が分からず、別のカウンターへ行くように促された。

 カウンターで説明を受けると、すでに2週間オーバーステイしているから、罰金を払い、その後台湾には入れないから日本へ帰れと言われたのでした。

 

全く事情が呑み込めない私は、2週間前に日本から台湾に戻った旨を説明。

 

そこで発覚したのが、台湾に戻った際いつもの癖で学生ビザの居留証を使って入ってしまった事に気づいた。

観光ビザで入ればそこから最後90日は滞在可能となるが、学生ビザを使って入ったので再入国した時のビザの残り日数は1日…

税関を通る際も以前申請した自動システムを利用し、居留証をタッチするだけで通れてしまった為、税関の人から忠告を受ける事も出来なかった。

完全に自分のミスであり、何も言えない…

 

 

現在の選択肢は二つ

1.香港行きを諦め台湾に滞在するが、オーバーステイ日数により罰金額が増額。

2.香港へ行き、そのまま日本に帰る。

※どちらにしろビザが無い場合は台湾へ1年間入国禁止、罰金は4000元だった

 

台湾に居てもどうにもならない為、香港行きを決める。

※継続して学生ビザを取る場合や、就労ビザに切り替えられれば何とかなると思われるが現時点で学費も払っておらず、就職先も不確定だった為。

香港では何とも言えない気持ちで過ごし、彼女は台湾へ、私は日本へ帰国。

 

【多くの問題点】

まず台湾での住居、住居内の私物。

一人だったらどうしようもなかったが、彼女に部屋の引き払い、部屋の中の私物を全部彼女の部屋に運び出してもらった。

荷物は多くなかったが、一人身だったらどうなっていた事やら…

 

台湾に戻れるのだろうか?

査証 - 台北駐日経済文化代表処へ行き、台湾に戻る方法は無いかを聞く

 

自分の場合は悪意が無いので、ビザは発行出来るが最初は3日~7日位の期間しか下りないとの事。3日戻ってもどうしようもないし。

今後は台湾での暮らしを考えていたのに彼女に合わせる顔が無い...

 

【その後】

色々と考えた末、時期を少し早め彼女と籍を入れる事に。

戸籍など、色々な書類を集め、日本で籍を入れる。

籍を入れると言っても初めての国際結婚なので大変。台湾の戸籍がいるだとか、全ての書類を集めて彼女が日本に来て無事入籍。

息つく暇もなく、ビザの申請を行う。ビザ申請所に何回も行っていたため、スタッフも自分たちの状況を理解し丁寧に説明してくれた。結婚証明書などの書類を提出し、無事終了。

あとは台湾での居留証申請の為に、健康診断を受けたり、無犯罪証明書を取りに霞が関の警視庁へ行ったりと。

一つ気になったのが無犯罪証明書というもの、警視庁に行ってこれを申請したのだが、オーバーステイはどうやら大丈夫のようで問題はなかった。

そんなこんなで無事台湾へ入国、入国後台湾でも籍をいれた。

台湾では偽装結婚が多いのだろうか、婚姻届けを出す際にいくつかの質問をされる。

奥さんの誕生日とか、どこで出会ったとか…二人とも同じ質問をされ、回答が合っているかを確かめられる。

日本人だとそこまで厳しくないようだが、他の国の場合は夜の営みの回数とか、結構踏み込んだ質問をされるらしい。

 その後、配偶者ビザに切り替え事なきを得た。

 

【結果】

 

・台湾はゆるいとか思われているが、こういった事は非常に厳格に処理される。

・仕事のビザだった場合はクビだろうし、一人身だった場合は荷物、バイク、部屋などどうにもならないだろう

・ビザの期限の一か月前位には自分にリマインドしてくれるようなアプリを使うべき

・ビザ期限の為に出国した際は注意(自分以外聞いた事はないが)

 

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