【台中牛肉麺】台湾では珍しいじっくり煮込んだ白濁スープ&手打ちうどんの名店『若柳一筋』で台湾を堪能する!
突然ですが牛肉麺って食べた事ありますか?
台湾の伝統料理の一つで、どこか小籠包や鹹豆漿などの陰に隠れてしまっている印象もありますが、台湾旅行の際には食べて欲しい一品の一つですね。
そんな台湾の牛肉麺ですが、基本的にはスープは濁っていない八角や醤油、野菜で作られたタイプが多いのですがこのお店はじっくりと白濁するまで牛骨を煮込んだ香りが引き立つ牛白湯スープなんですね。
あっさりとしながら奥深い味わいの牛白湯スープの牛肉麺が100元~140元(約360~約500円)で食べれるのですから台湾の物価も上がって来てるとはいえ、日本と比べるとまだ安いとは感じますよね。
さて今回食べに行った『若柳一筋』ですが、立地的にはあまり行きやすいとは言えない場所なのですが、平日のランチ時でも1階はすぐに満席になるほどの人気店なんですよね。
外でテイクアウトを待っている人も結構いました。
お店は清潔感もありますし、クーラーも効いていているので夏場でも大丈夫ですね。
カウンター席はこんな感じでテーブル席も沢山あります。
お店に入ったらまずは好きな席に座ってから注文しに行きましょう!
麺を注文ついでに小吃のコーナーで好きな物を選んでつまみながら牛肉麺が来るのを待ちましょう。
麺料理のメニューはシンプルに5種類でスープは全部牛白湯です。
五目は炒めた豚肉、キャベツ、キクラゲ、人参、もやしなどがたっぷり載っている日本の味噌ラーメンの上の具材みたいな感じです。
牛肉麺はシンプルに紅燒牛肉(醤油ベースで煮込んだ牛肉)とカイワレみたいなのが載っています。
鍋焼きはなぜか豆皮(揚げた湯葉)とシイタケが入っています。台湾人からすると鍋焼き=シイタケなのかな?個人的にはトッピングがちょっと物足りない感じ。
牛肚麵泡菜麵は牛モツがたっぷりと他にはキムチにシイタケも入っています。キムチは別皿で来るのでそのまま食べてもいいですし、味変に使ってもいいですね。
海鮮は食べた事ないです。牛白湯に海鮮ってちゃんぽんみたいな感じなのかな…
うどんは手打ち自家製面との事ですが長さが結構短めで、麺をすするのが苦手な台湾人用に改良されているのかもしれませんね。
それでは食べて行きましょう!
まずは小吃から、こんな感じで並べられているので見た目で食べたいのが決めれて言葉の心配も要らないですね。
うちの嫁の好物の昆布をニンニク風味に味付けしたピリ辛のやつですね。
豆腐とシラスとネギ。
タレは醬油膏という醤油に砂糖と澱粉を加えたとろみのあるやつです。
さっぱりしてて上手い。
こうゆうのでいいんだよってのの代表ですね。
少しして牛肉麺が到着。
牛肉麺は見た目はあっさりしていますが、中に煮込まれた牛肉がたっぷり入ってますね。
お肉も柔らかくて美味しかった~
日本のラーメンと違い味付けは薄目であっさりしているのでちょっと短めの麺をレンゲですくってスープと一緒に食べると丁度いいですね。
牛肚麵泡菜麵到着。
ハチノスとシイタケがたっぷりですね。
実は自分は台湾に来るまでは内臓系は苦手だったのですが、嫁が飲茶の時など絶対に頼むので気付いたらハマってました。
でっかいシイタケはジューシーで肉厚。
最初はキムチを入れずにそのままの味を堪能。
半分位食べた所でキムチ投入。ピリ辛な味が食欲を刺激して更に箸が進みます!
八角と醤油ベースの牛肉麺もいいですが、こちらの牛肉麺の方が自分的には好みなんですよね。
スープにご飯と卵入れて食べたいですが、そういう風に場合はテイクアウトにして家で楽しむのが良いですね。牛肉麺屋さんに基本的にはライスは無いので…
というわけであっという間に完食。
ガイドブックには載っていないですが、台湾はこういった隠れ名店が沢山あるから食べ歩きはやめれないですね。
ランチにぴったりな牛白湯牛肉麺おススメですよ!
店舗詳細
店名:若柳一筋
住所:台中市西區大忠南街49號
営業時間:日曜定休
月~土11時00分~14時00分 17時00分~20時00分